若一王子社 村の鎮守とす、 地蔵・弥陀・観音の像三躰を神体とす、 宝徳元年の勧請と云、 当時の棟札今に蔵す、 又天文十一年最高の棟札あり、 其後再造ありしは、天正十九年、寛永二年等なり、 祭祀十一月朔日、 別当吉祥院福泉寺の両寺なり、 △神木 樫樹一株、(囲八尺五寸)杉二株、(囲共に七尺五寸) △末社 八幡 稲荷 疱瘡神