佐波神社 山口県防府市惣社町 周防国総社
旧・県社
現在の祭神 天照皇大神
[配祀] 素盞嗚尊・三穂津姫命・級長津彦命・級長津姫命・倉稲魂命・表筒男命・中筒男命・底筒男命・大己貴命・事代主命・健御名方命・武甕槌命・経津主命・田心姫命・市杵嶋姫命・湍津姫命・豊玉彦命 保食命・水分神・大山咋神・応神天皇・仲哀天皇・神功皇后
本地 釈迦如来

「中世諸国一宮制の基礎的研究」

周防国

Ⅴ 惣社

1 佐波神社。
2 金切神社。 明治40年、付近にあった浜宮神社・国庁八幡宮・日吉神社と合併して佐波神社となった。
5 天照大神ほか13柱が合祀されている。 本地仏は釈迦如来。
6 国庁寺(廃寺)。
7 金切神社の創建年次は不明だが、伝承によると、仲哀天皇・神功皇后の筑紫行幸の際、沙麼浦に船を寄せた時、岡県主祖が魚塩を奉った。 この折に賊軍退治を祈願して天照大神ほか13柱を祀ったのに始まるという。 のちに金切宮と称し、周防国の総社とされた(防長寺社由来・山口県風土誌)。