神明神社 | 埼玉県さいたま市見沼区南中丸 | 旧・村社 |
---|
現在の祭神 | 天照大神 |
---|
本地 | 雨宝童子 |
---|
歴史
当社は、古くから「向の神明様」と呼ばれている。 創建に関する伝えはないが、矢部一家や大島一家といった旧家によって祀られてきたことから、村の開発の当初に、これら旧家の先祖たちによって創建されたものであろう。 祭神は天照大神で、本殿には、両部神道で天照大神が日向国に下生した時の姿といい、また大日如来の化現したものともいう、雨宝童子像を奉安する。
[中略]
その後、明治四十年七月八日に中山神社(大宮市中川)へ合祀されたが、社殿は旧地に残されたまま祭祀も継続して行なわれた。 太平洋戦争後、いち早く神社再興の声が上がり、南中丸の他の三社と協力して尽力した結果、昭和二十二年に復祀された。