神明社 愛知県岡崎市本宿町 旧・村社
現在の祭神 天照皇大神
本地 観世音菩薩

「平成祭データ」

神明社由緒記

人皇12代景行天皇の御宇庚戌40年東夷多く叛きて騒動しければ、第2皇子日本武尊左右には吉備武彦命、大伴武日蓮を相副られ三河国に御下向当地を通御在らせられ給ひ、遥かに山上を見給ふに紅白の雲棚引き恰も錦の御旗の如くなりしかば、尊御感の余り峰に登らせられ天照皇大神を遥拝して戦捷を祈らせ給ふ。
後文武天皇大宝元年僧行基諸国を行脚しこの地に来り、日本武尊の霊場を開きそのところの杉を切り観音の像を刻み一堂を建立して此のところに安置し皇大神の本地仏となせり、その後弘法大師来りて堂中に37日間の密法を修し国家安泰を祈願したとつたふ。
後小松天皇元中2年足利将軍義満の時龍芸開起和尚二村山法蔵寺と号し、堂中に祭祀せる皇大神を今の地に遷し奉り村民の産土神として社殿を建立し崇敬せしむこと今より凡そ590年前の事なり。
当時本宿は戸数4戸なりき、元四ッ家といふ地即ち是なりといふ、その後大正9年9月村社に列せられ神饌幣帛料供進の神社に指定せられたるも、昭和21年3月神社行政の改革の為宗教法人として設立今日に至る。