神明宮 愛知県岡崎市小呂町 旧・村社
現在の祭神 天照大神
本地 阿弥陀如来

「岡崎市史」第7巻

興蓮寺[LINK]

寛永二年万徳寺退転して空坊となる、 之に依て尾州海東郡荷上村光蓮寺より、僧祐乗入りて其寺跡を再興し、興蓮寺〈参河雀には興蓮寺と記し、倭漢参才図会には光蓮寺と記す〉と改む。 慶安元年十二月二十八日本山より祖師聖人の御影を下附せらる。 其後岡崎城下大火の節、堂宇悉く焼失し、次で承応四年三月上地を命ぜられ、今の地に移り堂宇を再建す、 同年四月十七日祐乗の子祐恵の代飛檐地となり、後夢想に依て本郡小呂村神明社の本地仏阿弥陀如来像を当寺に移すと云ふ。 今の本尊仏が是である。