神明社 | 長野県北安曇郡白馬村神城三日市場 | 旧・村社 |
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現在の祭神 | 天照皇大神・建御名方命・菅原道真 |
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本地 |
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西に北アルプスの白馬連峰を臨む四ヶ庄盆地の南端に鎮座し、直線板葺の主殿には天照大神、流造の相殿二棟には建御名方命と誉田別尊を祀っている。 天照大神の主殿と建御名方命の相殿(諏訪社)には造立の棟札が遺っていて、天正十六年(1588)二月にこの地の土豪であった沢渡盛忠とその子息牛乗が、仁科大町の宮大工金原周防守に命じて造営した旨を記している。
[中略]
なお、社蔵の弘安九年(1286)在銘の銅製御正体二面は大町市の仁科神明宮の御正体とまったく同じ時に同じ比丘尼妙法によって施入されたものである。 ただ、二面のうちの一面は金剛界大日如来をかたどったものだが、他の一面は普賢菩薩で、裏面銘に「大明神」とあり、あるいは七百年前に当社の祭神の一柱諏訪明神を普賢菩薩として造顕したものかとも考えられる。