塩釜神社 青森県むつ市大畑町釣屋浜 旧・村社
現在の祭神 塩土老翁神・猿田彦命
本地 如意輪観音

青森県神社庁[LINK]より

塩釜神社[LINK]

 寛文三年 (一六六三) に仙台千賀浦より勧請された。 安永八年 (一七一一) に再建、明治八年に再建、大正十三年に再建、現在の社殿は昭和五十七年十月に再建されたものである。 江戸時代までは「塩釜大明神」と言われて本地如意輪観音が祀られていた。 明治になり神仏分離令により仏像が取り除かれ、新たに猿田彦命と塩土老翁神が勧請され、名称も「塩釜神社」と改められた。 明治六年五月、いちど二枚橋村の西宮神社に合祀されたが、氏子の願いにより同七年一月に戻された。 その後明治十年二月「村社」に指定され、昭和二十五年三月国有であった境内地を譲りうけ、昭和二十七年八月宗教法人「塩釜神社」となり現在にいたっている。 宮城の塩釜神社を本社とする。 航海安全、漁業、製塩、安産の神として信仰されている。 釣屋浜はもと塩焚村と言われており、塩を焚く塩場があった。