菅原神社 | 宮崎県えびな市西川北 | 旧・郷社 |
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現在の祭神 | 菅原道真 |
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本地 | 十一面観音 |
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東村にあり。 所祀北野、太宰、威徳の三天神と云。 共に菅丞相道真の霊なり。 祭祀毎歳十度、其中十月十日を正祭とす。 闔邑の総鎮守なり。 昔時道正某なるもの京師より勧請せしとぞ。 飯野邑の市坊、道正三左衛門は、其子孫といひ、家に笈を蔵む。 是を護り下れる時、神体を安せしものなりとて、祭祀の日、今に其笈を携へ来りて祀事に与る。 松齢公飯野城に在し時、崇敬し給ひ、流鏑馬を張行せられたり。 よつて射手の馬場と唱ふる地あり。 昔しは其所に浜下りの式もありしとかや。 伝云、当社火災に罹り、古来の由緒記等焼失し、万治の年再興す。 社司黒木主税、座主威徳院。
[中略]
○若宮 当社の右にあり。 祭神二座(神体、一は木像、一は石像)。
○観音堂 当社の左にあり。 十一面観音を安す。 即ち当社の本地とす。