諏訪神社 埼玉県羽生市稲子 旧・村社
現在の祭神 建御名方命
本地 普賢菩薩

「埼玉の神社 入間・北埼玉・秩父」

諏訪神社

  羽生市稲子1241(稲子字諏訪)

歴史

 当社の創建もまた治水にかかわる。 一説に草分けの諏訪氏(別当大教院先祖)が天正年間この地に来た時、利根の治水を祈請し、生国の氏神を勧請したと伝え、また、一説には寛永年間幕府の代官某がその父祖の地である信州諏訪明神を祀り、治水に功をなすと伝える。 祭神は健御名方命である。
 享保二十年九月九日、卜部兼雄より正一位の神階を受けている。
[中略]
 神仏分離以前の本地仏は、23センチメートルの普賢菩薩の木像であり優れた作である。