天神社 社領二石五斗の御朱印を賜はる、 神体は円径五寸許の銅板にて、中央に束帯して坐せる神影を模せり、 本地十一面観音湛慶の作なりと云、 古棟札の存するもの数枚の内に、観応元年の札あるときは、古き創立なること知べし、 [中略] 末社 神明社 山王社 愛宕社 弁財天社 稲荷社 別当大泉院 本山修験にて西戸村山本坊の配下なり