宇波西神社 福井県三方上中郡若狭町気山 式内社(若狭国三方郡 宇波西神社[名神大])
旧・県社
現在の祭神 彦波瀲武鸕鷀葺不合尊
本地 薬師如来

「若州管内社寺由緒記」

気山村
[中略]
一 上瀬大明神は、鸕鷀葺不合之神祠也。 大宝元年に金向山□上野に宮建立遷宮祝了。 其後玉尾之下え宮を引移給。 御本地薬師故、上野宮跡は薬師堂を建、奥ノ院と奉祝。 其時は社領大分有之故、上野別当十八坊神主立合、神事・祭礼等を勤仕へ共、太閤御検地にて被召上故、別当十七坊無住に成、今宝泉院一坊残り在之候。 天正十九年に慶陳と申入道別当神主と本願に成、諸方奉加にて宮造立す。 只今之宮是也。 其時之奉加帳二通別当に納有之候。 其外宮の霊法書本之大般若一部、唐絵之十六善神、五筆之経一巻、神書種々、別当宝泉院納受す。 正月八日・同十九日・三月八日・七月十九日の祭礼に御供物供養、大般若并法則を読誦し、国家安全・御武運長久御祈念仕。