八坂神社 石川県白山市白峰 旧・村社
現在の祭神 素盞嗚命
本地 薬師如来

「石川県能美郡誌」

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○八坂神社。 字白峰にあり、 村社にして素戔嗚尊を祭る、 始め養老年中泰澄大師薬師如来及び十二支木像を行動寺北方山腰なる護摩堂に安置し、其後之を今の地に移す、 然るに薬師如来及び十二支木像の一部は紛失したるを以て、寛永十六年郷士加藤藤兵衛の僕、越前の国より石像の薬師如来を購求し来りて之を守護せしが、今より百年前神殿改築の際に石像を廃し、豪農織田利右衛門別に薬師如来及び観音勢至の三体を奉安す、 越えて明治四年神仏混淆禁止の令あるに及び、宝鏡を以て神宝とし、左右に薬師如来及び干支の像を配す