島根県立古代出雲歴史博物館の『平成の大遷宮 出雲大社展』図録に「素戔烏流神道大事・出雲大社祓秘哥」という資料が紹介されています。
この素盞烏流神道とは、鰐淵寺とも関係が深い日御碕神社に伝わった、両部神道の一派です。

— k.hisadome (@HisadomeK) 2016年5月28日

@HisadomeK 訂正。「素*戔*烏流神道大事・出雲大社祓秘哥」は「素*盞*烏流神道大事・出雲大社祓秘哥」の誤記です。

— k.hisadome (@HisadomeK) 2016年5月28日

図録の「素戔烏流神道大事・出雲大社祓秘哥」の解説https://t.co/kgsmvFXXQl
出雲大社の祭神スサノヲは三輪明神・歓喜天と一体で、男天の本地は阿弥陀如来、女天は十一面観音と記されています。

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歓喜天(聖天)の女天を十一面観音の化身とするのは通説ですが、男天(魔王)を阿弥陀如来とする説はあまり見ません。
スサノヲは摩多羅神と習合していましたが、摩多羅神の本地は阿弥陀如来とされ、また摩多羅神は歓喜天と同様に障碍神でもありました。

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同じく島根県立古代出雲歴史博物館の『企画展 修験の聖地 出雲国浮浪山鰐淵寺』図録の線刻十一面観音鏡像の解説に、
「鰐淵寺には十一面観音を表した鏡像・懸仏が多いが、クシナダヒメの本地仏として制作されたという考えも出されている」
と書かれていました。

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以上の記述より、中世出雲大社の祭神としてのスサノヲの習合関係は
 男天=スサノヲ=摩多羅神=阿弥陀如来
 女天=クシナダヒメ=十一面観音
とまとめられそうです。

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