ダブルス:個別のプレーVol.1 サーブ・ポーチ
サーブ
サーブの基本はアドコート、デュースコート関わらずセンターねらいが基本になる。
ポーチ
もしポーチに出ると決めた時に、サーブがワイド側に行ったときはすかさずやめる
ポーチは途中で止める技術が重要。(逆にいえば、サーバーはネットプレーヤーがポ
以上にあるように、ポーチの成否はポーチに出た後に、叩くべきボールかやり過ごす
ポーチの戦略。
サイン
サーバーの心構え
草トーナメントレベルだとバックハンドが苦手な人が多いし、かつ一般的に右利きの
プレイヤーが大半であることを考慮すると、アドコートからはバック狙いでワイドに
というのが、セオリーにも感じられるが、実際にワイドへのサーブは、アレイをスト
レートに打ちぬかれる危険性が非常に高いために、確率に基づくプレーを心がけるな
あくまで、サーブはセンターへ、バックが弱い相手にはワイドのサーブも織り交ぜる
というのが基本になる。
もし、センターにサーブを打ったなら、自分と自分のパートナーとでコートの80%が
カバーできていることになる。もし、ワイドにサーブを打つと、パートナーはダウン
ザラインを警戒してアレーを守らなければ行けないし、自分は角度のついたリターン
に備えなくてはならない。従って、この場合、二人でコートの約20%しかカバーで
きていないことになる。なによりも、相手側にとって、こちらがコートの20%しか
カバーしていないと状況は、相手を真理的に優位にさせてしまう。
(必須)。デュース、アド、いずれのコートにおいてもワイドに行った球は簡単にダ
ウンザラインに打ち返される。
ーチに飛び出そうが、そうでなかろうが返ってきたボールは全て自分が処理する、と
いう心構えが必要。)
以下がポーチを止めて、ボールをスルーするか、もしくは元の位置にすかさず戻る時。
1. ポーチの動きを始めたものの、相手のリターンが非常に角度がついていて、サー
バー側のアレーにも届きそうなとき。すかさず元の持ち場に引き返す。
2. ボールに届きそうなものの、高さがネットと同じもしくは低い場合スルーして、
サーバーに処理を任せる。
3. リターナーがベースラインの内側で構えており、なおかつサーブに対して前進し
てきて、サービスライン付近でリターンを打った場合、スルーするか、すかさず引き
返す。
べきボールかを判断できるかに掛かっている。
1. 前述のようにサーブがワイドに行った場合は、ポーチに出るべきではないが逆に
ワイドの良いサーブは相手のリターンが弱くなるケースが多い。その場合は、相手の
リターンを確認してから出ても十分間に合う。つまり、一応ストレートを守りつつ、
甘い球にはいつでも叩きに行く心構えをしておく。
2. リターンが特に素晴らしい相手で、ほとんど効果的にポーチができない場合、サ
ーバーにワイドにサーブを打つように頼み、相手がリターンする前にポーチに出るフ
ェイクを入れ、すかさずストレートをカバーしに戻る。優れたリターナーほど、フェ
イクに反応してストレートを抜きに来るのでかなりの確率でカウンターボレーを決め
られる。
3. 別のフェイク。ロブリターンを多用してくるような相手と対する場合、フェイク
でポジションをアレイよりの後ろ側(サービスライン付近)にとる。サーバーがボー
ルをサーブする音が聞こえた瞬間に、中よりに前進して本来のポジションに戻り、リ
ターンが甘い場合にポーチに出る。(逆も可能:ネットに張り付いておき、サーバー
がボールを打った瞬間に後退してオーバーヘッドに備える。)
サインを出すことにより、身体を膠着させてしまうケース多いのでサインを出さない
方が自由にポーチが出来る。ロブを多用してくる相手に対しては、サインを出すべき。
ただし、サーバーがプレイスメントをコントロールできない限りはサインを出しても
あまり意味が無い。。
1. 自分のサーブした球は全て自分が処理するという前提に立ち前衛がポーチに飛び
出ても決して油断しない。(前衛がボールを打ち返してくれたらラッキー、くらいに
考えること)
2. 前衛がポーチに出た上で、ボールをスルーした場合、前衛に当てないように、セ
ンターに返すことを心がけてボレーする。(前衛がスルーしてポジションチェンジし
た場合、引き返した場合双方を考慮する。)
3. 前衛がポーチを試みた後、ポジションチェンジするかどうかを見極め、すかさず、
反対側のコートをカバーできる位置に動く。。