English 1
a first impression
英語は難しいです。想像していたよりも遥かに難しいです。
何が、予想外だったかと言えば・・・
例えば、旅行であれば、「俺、英語でも大丈夫やで」
の”大丈夫な場面”は
「こちらが何か質問を投げかける。 ⇒ 相手が答える。」
もしくは
「決まりきった会話で、質問の内容も予想がつき、答えも大体決まっている。」
のどちらかのパターンだと思います。
要は、こちらが何かをする必要があって、その為の英語なら大丈夫ってことです。
で、この範疇の英語については、言うほど苦労していなくて、
「孤独だけども人並みに生活し、仕事だけはきっちりやる」だけなら
今のままでも十分だし、渡米前の予測も裏切られてはいません。
で、ちまたの本にあるように、この程度の会話なら、確かに”get”と”take”でほとんどいけるかも。
でも、自分が主導権を持てない場、
例えば、昼食やパーティーなどでの雑談、ばったり会った人との何気ないやり取り・・・
になると、0点もいいところです。
まず、何について喋っているのか分からない(What are you talking about?)
のが、全ての始まり。こうなると、風が鳴っているのと同じですね。只の音です。
・・・・・
結局、プライベートでの自由な意志交換ができないと、生きてるって感じがしないもんです。
これを克服するためにどうすれば良いのか・・・
単語量、話題の豊富さ(Newsのチェックは欠かせない) etc.
それと、activeな英語を話すためには、副詞(もしくは類する単語)を沢山覚えて、
的確に使えないと駄目ですね。
exactly、actually、probably、maybe、sure、super .....
こいつらを単語一つで、適材適所で発声できるようになれば、少しは躍動感のある会話が出来そうです。
口癖にしてみたりするのも、アメリカ人っぽいかも知れません(やりすぎるとアホでしょうが)。
こちらに来る前には、
沢山の人たちから「2年もいたら英語ペラペラやね」と言われ、
その度に「さすがに2年もいたらね」と答えてましたし、正直そう思ってました。
でも、今は”英語ペラペラ”ってどういう意味?って感じですね。
世間で、英語ペラペラと言われている人たちは、自分が主導権を握れない場面でも
やっぱりペラペラなんでしょうか。
それにペラペラというのは、なんか、”喋り”をイメージさせますが、
実はもっと大事で、大変なのが、”聞く”こと。”聞く”行為は、主導権を持ちにくいですからね。
何の話題か分かれば、自然と単語も分かるし
何の話題か分からなければ、全てが知らない単語に聞こえるし
そんなこんなで、”英語スラスラ”には程遠い毎日なのでした。
まだ3週間と言うなかれ。思うなかれ。
声が小さくて、無口な男と思われているのは我慢なら〜ん。のだ。