English 5

Blue Monday

 

月曜日の憂鬱。

 

会社勤めの毎日で、日曜日の夕方のサザエさんを見ると

憂鬱になるという友人がいました。

ここに書く月曜日の憂鬱はその手の憂鬱とは全く別物です。

家で寝ていたいと思う事はあっても、

大学に行きたくないと思った事は一度もありませんから。

 

月曜日の憂鬱、それは・・・

月曜日は英語がもっとも出来ない日

という意味です。

 

理由は簡単。

原則として週末は妻と二人で過ごすか、

ひとと逢う事があっても、日本人以外のケースはほとんどありません。

従って、週末の二日間は頭の中が完全日本語状態になります。

月曜日に僕を待ち構えているのは、

(アタリマエにも)週末を英語環境で過ごした研究室の友人たちと、

自分のアタマの中でうずまく日本語のセンテンス達です。

 

最初は友人たちへの冗談ネタで言い出した事なのですが、

あながち冗談でもないようで、

金曜日辺りにはその週の月曜日から比較すると

明白な英語力の進歩が見られます。

しかし、次の月曜日には金曜日の英語力はもう発揮できません。

 

もちろん、家でも英語で喋ってみようと妻に提案したこともあります。

が、言いたい事が言えない普段のストレスは相当なもので、

わざわざ不便な言語を選択する理由はどこにも無く、

結局は日本語漬の週末が一番身体にいいようです。

 

やがて、英語力のベースがアップすれば、

月曜日の憂鬱など過去の事になるんでしょうか?

 

でも、月曜日の憂鬱は冗談としては相当研究室の友人たちにウケけました。

こちらに来て初めて外人にウケたJoke(と取られた)でした。

 

Back !