うちの蘭たちはどんなとこで育ち、そして腐っていったか!!
私は、それなりに努力して、色んな工夫もしているつもりなんだが...。

                               最終更新 2003/06/21

「蘭の館」

 うちの蘭たちは、スチールの4段ラックを住まいとしている。各々の棚には水遣り時の水漏れ防止として、百均(百円均一)のトレイをちょうど3枚載せて使っている。

 尤もこれは冬越しの状態だからであり、春から秋には当然外である。保温装置は無い。しいて言えば人間様のエアコンとホットカーペットがあるが、人が居ないときはなぁ〜んにもない。如何に暖かい静岡と言えど、人が居なければ夜間の最低気温は10℃を下回り、2003年にかけての年末年始の最低気温は、最上階で7℃、床上で6℃まで下がった。(このときは保温のために「蘭のタイマー」を使って、ホットカーペットを5時間程ONにした)

 このラックに「蘭のそよ風」を取り付けているんだが、最上階に一番ええ場所に風を送れないのが課題となっている。(2002/晩秋)


「蘭のそよ風」

 蘭には風が必要らしい、「風に吹かれて気持ち良く育つ」という贅沢な癖があるらしい。  しょうがないから、やさしいそよ風を送るFANを設置。

  ヤマダ電機でバルクのFAN、¥370也を3つ買って、スチール棚「蘭の館」の側面にぶら下げた。3つのFANは並列に配線、12V仕様だが5Vにて駆動、静かに静かに風を送っている。その5Vの電源は古い携帯電話の充電器をそのまま使用、FAN3本の駆動には十分みたい。(2002/年末)


「蘭の台車」

 シンビジュームは鉢がでかい。「蘭の館」には到底収まらない。しかし狭い部屋の中、そこら中に並べていてはむちゃむちゃ邪魔になる。そこで登場したのがこの「蘭の台車」。

 ホームセンターで「3つ何ぼ」の押入れ用「すのこ」に、キャスターを4つ付けて移動でけるようにし、百均(百円均一)のトレイをちょうど3枚載せてでけ上がり。

 日中はガラス戸際へ、夜間はガラス戸から離して中央へ、と考えていたのだが、それよりなにより、洗濯物を干すのにガラス戸の近くにあると邪魔なんで、足であっちへ。座る場所が狭くなると肘でこっちへ。キャスターは軽やかにコロコロ回るんで、なかなか便利である。(2002/晩秋)


「蘭のお湿り」

 蘭には「お湿り」も必要らしい、熱帯性のものは熱帯雨林等のしっとり、じめじめが大好きとの事。 熱帯性でなくても、夜間に霧が発生し、しっとりする事で水分補給をして育つものが多い、と何かに書いてあった。

 日本の冬は乾燥する。 私の部屋で最低湿度30%台まで下がっていた。 風邪にも良くないらしいので、またまた「ヤマダ電機」で安売りの加湿器を買ってきた。

 安物なんで出てくる水蒸気は暖かい。 よくオフィスなんかにある少々値が張るものは、出て来る水蒸気がひんやりしている。 もともと寒い部屋である。 安物の加湿器は同時に加温の役目も果たしてくれている。 んじゃないかな?

 この「蘭のお湿り」と、先の「蘭のそよ風」はセットで「蘭の目覚まし」に接続してある。 最初は、24時間、30分ON,90分OFFとしていたが、あまり湿度が上がってくれないので、16:30〜8:30、60分ON、60分OFFに変えた。 これで最高湿度70%が確保できるようになった。 ところが安物の加湿器の悲しさ、すぐに水が空になってしまう。 一日2回は水の補給が必要な為、家を空けるときは加湿ができない。 何かいい手は無いものか??(2002/12)


「蘭の目覚まし」

 これは、なかなかよくでけたタイマーである。 何時から何時まで、ONまたはOFFとか、何時から何時まで、ON/OFFを何分づつ繰り返せ、とかがセットできる優れものである。 しかし高かった。

 蘭を買う時は一鉢(一株)¥1,000−以下(税別)と決めているくせに、こういうものには大枚の金をつぎ込んでしまう。

 一応の理屈はある。 「蘭は腐る、蘭は枯れる、大枚叩いて腐らせたり、枯らしたりしたら、やたら悔しい。 その点、この手の器具は長持ちする。 だから大枚叩ける。」 と、いうものである。 納得!!

 本当は、ある温度になったらON/OFF、ある湿度になったらON/OFFというサーモスタットが欲しい。 金魚売り場で探してはみたが、これぞって奴が見つからない。 当分はマニュアル設定、自動ON/OFFで行くのだ。(2002/12)


「蘭の体温計」


「蘭の日除け」