夏だからホラー映画を・・


 この時期、テレビでは  怪談特集が決まったように、放送される。 ホラー映画もこの時期結構いい、今回はそのホラー映画について。

 私個人、TVでよくやってる、「本当にあった恐い話」みたいなのに、 恐いと思った事がない。だいたい、 お決まりのパターン というものがあって、金縛りがあったり、声が聞こえたりとか。 で、結局、昔そこで  首吊り自殺 があったとか、そんなパターン。
 再現VTRかなんかで、 しょぼい合成幽霊 を写すにいたっては、完璧に引いてしまう。
 予想される恐怖 なんてものは、なんてことないってのが私の本音である。
 だから、恐い話は 若干脚色 されているほうが恐いのである。

 どっかのラジオで聞いた恐い話で、

「高校生3人が 湖でボートを借りて 、写真を撮ったり、ワイワイ話していたら、 ちょっと 離れた所で浮いているボート が非常に気になりました。
 そのボートには、 母親と5歳くらいの子供 が乗っていて、しゃべってるように見えるのに 声が全く聞こえない。
 気になりながらも、ワイワイ遊んで、その日は別に気にせず、家に帰りました。

 で、ある日、その湖で遊んでいた時の写真を現像して見ると、 とんでもないものが 写っていました。

 1枚目はボードに写ってる友達の後ろの方で写っている、例の親子づれのボート
 2枚目はその例の親子づれが遠目で じっとこちらを見ている写真

 で、3枚目は、 私たちのボートに その親子づれが乗っている写真でした」

 と、まあ、こんなお話。実話ではないだろうとは思いつつ、結構恐いと思ったもんだ。
 つまり、 先が読めない場合、 初めて恐怖を抱くってものである。それは映画にしても一緒である。

 かといって、只意表付くだけの 「13日の金曜日」 は逆に嫌いである。遊園地にあるゴーストハウスと別に変りはない。(遊園地にあるゴーストハウスは個人的には好きである)
 基本的に 精神的にじわじわくる、 ものに弱い。このあいだ見た、 「CURE」 という邦画は正にそうじゃないだろうか。
 この映画は殺人の描写がたびたびでてくるのだが、 さりげなく、やたら恐かったりする。 見始めは 「セブン」 の様なイメージがあったが、違うものに仕上がっている。
 普段邦画を見ない私も唸ったもんである。

 映画館で見た 「ジュラシックパーク」ストーリーを横 に置いておいても、結構恐かった。
 初めてみる映像っていうのもあるが、 恐竜の恐ろしさ、 が伝わったのが大きいだろう。
 しかし、この手の映画は 映画館 で見てなんぼである。 ビデオ で観ると全くっていう印象がある。

 恐怖映画に関しては 邦画 の方が良かったりするのは、私だけの考えかなと思う次第である。


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