東京ドームでの熱い戦い


 この夏、私は あるクイズ番組 に参加していた。今回は、そこでの 熱い経験 を語ってみよう。

 8月30日8時東京ドームには5万人が集まっていた。 当然、そこまでの道中では とんでもない事 になっていた。
 JR線では、朝から、通勤ラッシュでもないのに、やたら混んでいた。 皆、 思いっきりバレバレなのに 「別に、おれ関係ないで〜」 みたいな、素振りを見せている。で、水道橋駅で、ガーって下りて、もう大変。
 便所は やたら混むわ、乗り越し清算には 恐ろしいほどの列が並んでるわ。改札は 「一つを除いて全部出口」という、 どっかの懐かしいクイズ番組 みたくなっていた。

 私は結構早めに来たのにこの状態である。 当然ドームまで迷うはずがない。
 わらわらと ドームまで、歩く。
 途中で妙な格好 をしてる人らを見かけるが、
「ちぇ!おいしいぜ!」
 と悔しながら、さらに歩く。

 で、ドーム。外なのに、妙な熱気がこもって、 妙に汗臭い。 後ろの人間に押されつつ、ゆっくりと中へ。
 そこで、 バックの中身のチェック。 ただ、それだけである。別に はがきの中身 のチェックとかはない。
 その時に、 ×が書かれた、 パネル も貰う。 どうやら、これを使うようだ。

 クーラーを涼みながら、いよいよ中へ。
「おおぉ〜、ドームだぁ〜」っと、 田舎もん丸出し で椅子に座ると、 関西人の人らが
「ここいいですか?」
 と私の隣へ座る。

 で、全体を眺めると、 空席が目立つ
「なんだ、人数こんなものか」
って思いつつ仮眠を取って、小一時間。

 なんか、 手拍子とかがなって、起きてみると
 うぉ!
 完璧に 超満員である。
 手拍子も完璧に揃い、突然、 ウェーブ とかも起こったりする。
 こういうのって番組が仕込むもんだと思ったが、 そんな様子は 全くない。

 そんな時、例のテーマと共に 留さん登場。 会場、この時点で大盛り上がり。
 で、例の言葉 「ニューヨークへ行きたいかぁー」
 皆 「オーー!」
 私は思いっきり叫んだために、「オーーー (かなり裏返ってる)
 さらに、 「罰ゲームは恐くないかぁーー」
 さっきのがちょっと恥ずかしかったので
「オーーー (ちょっと控えめ)

 今回は 第一回 と同じで予選をパネルで行う方式のようだ。
 で、留さん一言。
「ズルはできます。でも、 あなた方を信じてます
 で、その後。
「チェックは野鳥の会が厳正にチェックします」
 って、 全然信じてないやん(笑)

 ま、そんなルールで第一問。やっぱり、 自由の女神 の問題。制限時間は20分。
 そこらじゅうで、「自由の女神」に関わる本を読んでいたり、 隣の関西人の人は アメリカの友人かどっかに電話したり、四苦八苦している。
 私は問題作成者の 心理を読んだ。 必死に読んだ。 問題忘れるぐらい読んだ
 で、結局私の答えは 。 妙にすっきりした気分になったのは覚えている。

 で、 正解発表。 「マル、マル」「バツ、バツ」とそこらじゅうで聞こえる。 もちろん、私も叫ぶ。さっき、 思いっきり裏返ったので、 巧妙に調整しつつ「マル、マル・・・」
 で、発表・・・。5秒くらい沈黙がある。 実は、この5秒が 非常に緊張する
 結果・・・ 。  私他、○の人間は飛び跳ねつつ大喜び。私も 「オッシャーーーー!!!!!」 と叫ぶ。
 正直、しゃれならんぐらい、 うれしい

 間髪おかず、二問目。これにも正解。また、 「オッシャーーーー!!!!!」 隣の関西人の人らも一緒に残ってる。
 さすがにここまでくると、 がでてくる。足なんかは ガタガタ 震えている。
 で、三問目。問題が良く 聞き取れない。問題の書かれたオーロラビジョン。 目が悪くて 良く見えない
「やばいよ、タモさん、やばいよ」
って、 こんな時に出川のモノマネ をして・・不正解。

 私の ウルトラの夏 は終わった。 出川 が悪かったのか、 タモさん が悪かったのか分からない(笑)
なにしろ、終わった。

 ただ、一つ 皮肉な事は、 隣にいた関西人 の三人組が予選を通過したことだ。
  運命の歯車 っていうのはこういうものであろう。

 ちなみにこれで私は喉が ガラガラ になった。 正解したときのあの感覚は、 カラオケの比 ではない。
 予選落ちであれ、 非常に楽しかったのは事実である。
 また、あれば参加する予定である。

 ただ、今度は 異様な格好をするぜ。


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