翻訳について・・


 先日 「映画で覚える英会話」 シリーズの 「ショーシャンクの空に」購入しました。
 簡単に言えば、 翻訳 なんですけど、今回は翻訳についてちょっと一言。

 この本は左半分が 英文 で、右半分が 翻訳 になってるんですけど、 英文だけ で一生懸命ストーリーを追おうとすると 2、3分のシーンが 10分以上 もかかるので、ちらちら翻訳を見ながら読んでます。
  、感じたことは、結構 直訳気味 なところが多いってとっすね。

 ま、これが「映画で覚える英会話」という名目なんで、 直訳という方が良い んでしょうけど、これが映画になると直訳だとどーしても、 その登場人物の伝えたい事が 微妙に違って聞こえる ことがあるんです。
 「ショーシャンクの空に」を NHK で昔やってたんですけど、 レンタルビデオ で借りた「ショーシャンクの空に」の翻訳と違うんですよね。 ラストの 「Get busy living or get busy dying. That's goddamn right」 をNHK版では 「必死に生きるか、必死に死ぬか。そのとおりだ」 と結構直訳。 レンタル版では 「必死に生きるか、必死に死ぬか。おれは生きるぞ」 と、その前のブルックスの死が伏線になってて、レッドのこれからの希望にあふれた感じがよくでていて、 個人的にはこっちがかなり好きなわけです。
 この辺の翻訳の仕方が 翻訳家の力量 になるわけなんですよね。
 単純に直訳できれば良いって事が映画に関しては そー簡単にはいかない って訳なんですよ。 しかも、俳優の 口の動きに違和感がない文字数 でかつ、 ストーリーを一発で理解できる 翻訳ってのはやはり難しいもんですよ。

 ま、こんな事を熱くかたってる私、例の本、 まだ12ページしか進んでません。
 英語力弱えー。


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