ねこぽいをVistaで動作させる際の注意点

■起動時に「許可」を押してください
 

 Windows VistaでUAC(User Account Control)が有効な場合は、ねこぽいの起動時に「認識できないプログラムがこのコンピュータへのアクセスを要求しています」のダイアログが表示され、ユーザに「許可」を求めます(右図)。

 ねこぽいの実行には管理者権限が必要なため、必ずこの画面で「許可」を押す必要があります。このあと、ねこぽいは起動します。

・なぜユーザに「許可」をとる必要があるのか?

 ねこぽいは、他のウィンドウの場所を変えるのが仕事です。
 しかし、Windows VistaのUACの立場から見れば、それは「Windowsシステムが決めたウィンドウの配置を他のアプリケーションが動かしている」、つまり、「普通はしてはならないこと」です。そのため、これができるアプリケーションの起動には「許可」が必要になります。

・なぜ「認識できないプログラム」と表示されるのか?

 ねこぽいのプログラムファイルには、catprojectが発行するデジタル署名が付けられています。しかし、Vistaはこの署名の発行元を信用してくれません。
 これは、この署名の発行元「catproject」はVeriSignなどの第三者認証機関からの証明を受けていない(俗にオレオレ署名ともいいます)ためで、catprojectの自己発行証明書では発行元を特定できる情報としては不十分と判断されています(証明を受ければ良いのですが、わたしのような個人作家では要件(法人であることなど)が満たせないのです)。
 ご利用にあたって、ご心配をおかけするメッセージが表示される点申し訳ありませんが、ねこぽいは安全にウィンドウを動かしますので、安心して「許可」ボタンを押して頂ければと思います。


■スタートアップで自動起動はできません
   Windows VistaでUAC(User Account Control)が有効な場合は、管理者権限が必要なアプリケーションはスタートアップに登録しても自動起動できません。
 コンピュータ起動後は、手動にてねこぽい起動をお願い致します。



 ※2007/01/06時点ではまだ見つけていませんが、UACが有効な状態でもなんらかのソフトウェアの力を借りて自動起動できるようになるかもしれません(これはそもそもUACの理念に反していますが)。もしそのようなランチャソフトを見つけられましたら、わたしまで教えて頂けると嬉しいです。


■カスタムDPIはXP形式のDPIスケーリングで

 [コントロールパネル] > [個人設定] > [フォントサイズ(DPI)の調整] でDPIを調整する場合は、「Windows XP形式のDPIスケーリングを使用する」にチェックを入れてください(右図)。

 チェックを入れないと、ねこぽいでのウィンドウ移動が正しく行えなくなります。



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