Mimidi
WindowsCE GM Level1互換ソフトウェアシンセサイザ

Project 2000/10/08〜
開発 : K.Akiyama xx / catproject
イラスト : T・C
ダウンロード Mimidi 0.98 (2001/10/06)
WindowsCE 2.0 MIPS(mimidi.mips.cab)
WindowsCE 2.0 ARM(mimidi.arm.cab)
WindowsCE 2.0 SH3(mimidi.sh3.cab)
WindowsCE 2.0 SH4(mimidi.sh4.cab)
WindowsCE H/PC2000 MIPS(mimidi.mips2k.cab)
WindowsCE H/PC2000 ARM(mimidi.arm2k.cab)


 2001/10/07
  MIPSとARMのH/PC2000用バイナリが更新されていませんでした。
  最新のものに差し替えました。


 0.97k->0.98の変更点
  voice.txtの未定義音色を補完
  ボリュームコントローラを実装
  消費ワークメモリを300kBytes圧縮
  再生リストの項目削除が正しく動作していなかった問題の修正
  再生時の音切れ対策
  再生終了時のバッファ管理を変更(WHDR_PREPAREDエラーの回避)
  最大同時発音数関連の修正

インストール方法
 お使いのCE機のCPUにあったファイルをダウンロードし、解凍せずにCE機に転送してください。CE機側でダウンロードしたファイルを実行すると、インストールができます。


 使い方のドキュメントはまだありません(^^;;
 どなたか作っていただけると嬉しい....

ソフトウェアシンセサイザについて
 殆どのWindowsCEはPCM再生機能を持つためMP3等のデータの再生は可能ですが、MIDIファイルのような音程・音色情報のみのようなファイルを再生するハードウェアはありません。MimidiはMIDIデータの音程・音色情報をリアルタイムにPCMデータへ変換し、簡易ではありながらできるだけ原曲のイメージを再現して再生します。

 Mimidiは音色情報を任意長のWaveTable(基本波形イメージ)エンベロープデータ(連続音量変化情報)によって管理し、生成した各チャンネルの音声情報を加算合成しダブルバッファリング処理のPCMとして再生します。

動作確認プラットフォーム[2002/03/12現在]
  • MIPS
  • NEC MobileGearII MC/R450(HPC2000 VR4121 168MHz)
    NEC MobileGearII MC/R430(VR4121 168MHz)
    SHARP Telios HC-VJ1C(MIPS)
    SHARP Telios HC-VJ2C(MIPS)
    CASIO CASSIOPEIA E-750(PocketPC VR4131 200Mhz)
    CASIO CASSIOPEIA E-700(VR4122)
    CASIO CASSIOPEIA E-500(VR4121 131MHz)
    CASIO CASSIOPEIA E-55(VR4111 69MHz)
    DOCOMO Sigmarion(VR4121 168MHz)
    VICTOR InterLink MP-C102(MIPS)
  • ARM
  • HP Jornada 720(HPC2000 StrongARM 206MHz)
    COMPAQ iPAQ(PocketPC StrongARM SA1110 206MHz)
    TOSHIBA GENIO e550(PocketPC StrongARM 206MHz)
    PC-EPhone II(StrongARM SA1110 206MHz)
  • SH3
  • HITACHI PERSONA HPW-200JC改(SH3 100MHz)
    CASIO CASSIOPEIA A-60(SH-3 80MHz)
  • SH4
  • HITACHI PERSONA HPW-600JC(SH4 128MHz)
    動作を確認されましたら是非ご連絡をお願いいたします。

    画面紹介(ver0.96)

    うまく動作しない場合(2001/10/06現在)
     そろそろ安定動作版としたいところなのですが、まだ不安定だったりうまく動かない機種があるようです。その場合はこちらのデバッグ版でテストをお願いします。

    デバッグ版(Mimidi 0.98/dbg 2001/10/06)
    WindowsCE 2.0 MIPS debug(mimidi.mips.cab)
    WindowsCE 2.0 ARM debug(mimidi.arm.cab)
    WindowsCE 2.0 SH3 debug(mimidi.sh3.cab)
    WindowsCE 2.0 SH4 debug(mimidi.sh4.cab)
    WindowsCE H/PC2000 MIPS debug(mimidi.mips2k.cab)
    WindowsCE H/PC2000 ARM debug(mimidi.arm2k.cab)

     デバッグ版は、実行中Mimidiをインストールしたフォルダに mimidilog.txt というログファイルを書き出しますので、不具合状況のレポートと一緒に添付して私(k-akixx@lares.dti.ne.jp)までメールしてください。

     宜しくお願いいたします。

     動作確認状況(2001/09/26)
     A-60/Jornada690(こうすけさま)
     A-55V(時代遊人さま)
     E-55(グラスさま)
     GENIO-e(maetakaさま)
     MP-C102/DocomoSigmarion/GFORT(高 明浩さま)
     E-750(EGUCHONさま)
     ポケットポストペット(らぶりぃさま)高負荷
     
     不動作確認状況(2001/09/26)
     MobileGearII for Docomo(グラスさま)
    その他
    ・音が出ない、起動時にエラーが出る等の不具合がある場合、設定ダイアログの「WAVEMAPPERを強制」にチェックをつけて試してみてください。

    ・デバッグ版は動作ログを吐くため、若干処理が重くなっています。


    仕様(と言って済ませたいことなど)
    ・WindowsCEのタスク管理の都合と思われる問題
     明らかにMimidi側の負荷は軽いのに、音切れが発生する場合があります。Waveリアルタイム再生の都合、最低500ミリ秒に1回(テンポ120の曲の場合。速いテンポではもっと短い時間になる)Mimidiに処理を開け渡してもらわないと、音切れの原因になります。

     通常のWindowsの場合は約50ミリ秒に1回程度は殆どのタスクに時間が割り当てられるのですが、WindowCEでは重い処理を行っているタスクが時間を占有する場合があり、Mimidiの再生負荷に関係なく音切れが発生することになります。

     解決方法として、スレッドのプライオリティ(優先順位)を高めてMimidiが要求するタイミングで処理時間を奪うと言う手もあるのですが、他のタスクのスクロールがカクカクするようになったりとあまり良いこともないようです。

    戻る Return