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慶び事、アリ。
会社にて:
夕方仕事をしていると、十年来の親友で、ラーメン屋のオーナーであるsakkyから携帯に電話。
「はいもしもし、マ大佐だがよ」
「・・・大事な話がある。今、池袋にいるから来てくれないか?」
深刻な声。
ま、まさか!
バイトの学生を殺して埋めたとか!?
仕事を片付けて大急ぎで池袋の北口へ。そのまま近くのドトールに入る。
「わざわざ悪いな。実は・・・」
「偽造旅券か、それともコンクリ詰めか?」
「ナニを言ってる。婚姻届に判を押してほしい」
ナニー!!
きけばレイの中国出身の彼女といよいよ所帯を持つことになったとのこと。そこで、婚姻届の保証人欄に署名捺印してほしいとのこと。
「しかし、そんなもの親でいいだろうが?」
「せっかくだから、お前に押してほしいんだ」
「・・・わかった。そういうことなら喜んで」
右手を差し出す。握られる手。
思えば中学の時からの付き合いで幾星霜。多分、こいつと握手したなんて初めてのことだ。
いや、しかし感慨深い。とうとう奴が結婚かぁ・・・。
この裏切り者独身貴族をいよいよ返上する、というその場に居合わせることができて、私は幸せだ。
別れる者あれば、結ばれる者あり(失礼
というのも一瞬頭をよぎらないでもなかったが(w
万感の想いを込めて、一言。
友よ、おめでとう。
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