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騎士の鑑(かがみ) | -2003/01/10- |
こんにちは。マネージャーのルーフェンでございます。
さて、弟がカエルに襲われていたここ2、3日の間、私の周囲は結構いろいろ動きがありまして・・・。
・β2以来からの夢であったエルダーウィローC差しビレタを購入してみたり。
・精錬NPCの一時的な消滅によって、倉庫に貯めていたエルニュム原石が無意味になったり。
・なぜか神官の杖を60000zで購入していたり。
・Alt+oで開くオプションの中に、いつのまにか「opaque」通称”おぱくえ”などというオプションが追加されていることに気づいたり。
(そういえば、東京の銀座にそんな名前のコスメ屋がありましたねぇ・・・)
ベースレベルこそ上がっていませんが、さりげなく装備は強化されつつあります。
・・・ええ、知ってますとも。オークゾンビCを刺した、エンジェリックマフラーの効果が未実装だってことくらい(涙)
さて、そんな私が出会ったお話をひとつ。
私は一人で活動をすると、まったくへっぽこなので、弱い敵としか戦えません。
1回だけダメージを2倍にする「レックス・エテールナ」を取得することをあきらめてしまったので、例えオークゾンビでもレベル10ヒール1発で倒せないのです。
そんな私が何を狂ったかピラミッドダンジョン3Fに赴いたときのこと。
狭い通路の向こうから、マミーとソルジャースケルトン数匹に追われたぺコ乗り騎士が走ってきました。
「またトレインですか・・・?」
と疑いの目を向ける私と、たまたま私の横にいたアーチャーの姿を認めた騎士は、「逃げて」と叫んでその場に留まり、戦闘を開始。
しかし、残念ながら倒しきれずに囲まれて、息絶えました。
その騎士はトレインではなく、あと二、三撃を浴びれば死ぬ状況で、本当に追われていたのです。
そして、弱者を守るため−見ず知らずのアーチャーとプリーストが逃げる時間を稼ぐため−に、敵に背を向けることを止め、あえて立ち向かうことを選んだのでしょう。
死の危険を厭わず、倒れた後は潔く消えて・・・。
その貴重な時間のおかげで、私はサンクチュアリを張ることに成功し、なんとか生き延びることができました。
しかし、この一件で騎士道精神の顕現を見た気がして、私は思わず目頭が熱くなりました。
見知らぬ騎士よ、あなたは騎士の鑑(かがみ)でした。
「最近、VIT型の騎士は何かと評判悪いからなぁ」(店長)
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