アニメ雑感


今年気に入ったアニソン

「地獄少女」OP 〜 逆さまの蝶(SNoW)
変調する曲って好き。
だから、サビの部分が好きっス。

「かみちゅ!」ED 〜 アイスキャンディー(MAKO)
『では、一曲歌っていただきましょう。
曲名は「神様お願い」
はりきって、どうぞ!』
…2話のEDの入り方、好き!

「灼眼のシャナ」ED 〜 夜明け生まれ来る少女(高橋洋子)
〜あけ、生まれ来る者よ♪、と
シャナといえば、このフレーズが思い浮かぶほど印象に残りました。
ラストシーンが盛り上がっている時に、このEDが流れ出すと演出効果バツグン!
だから、ラストシーンが盛り上がっていないと、なんかもったいなく感じます。

「交響詩篇 エウレカセブン」OP 〜 少年ハート(HOME MADE 家族)
まず歌詞が好き!
探求心に、歳は関係ないだろ♪
うん、その通り!
そして、あのグリグリ動くOPの作画。
最高!

「交響詩篇 エウレカセブン」ED 〜 Tip Taps Tip(HALCALI)
透明感あふれるサウンドが心地よい。
そして、凝った作りのED。
モノクロ画面、シャボン玉からはじまって、女の子達の姿がうつって、
最後、またシャボン玉をメーテルが作っているシーンに戻り、
画面がカラーになり、シャボン玉が破裂するとともに、画面が真っ黒になるという
とてもしゃれた作り。
いったい誰が作ったの?とスタッフクレジットを見てみると
絵コンテ渡辺信一郎?!カウボーイ・ビバップの監督!

- 2005.12.27 更新

今年泣いたシーン

5位 : ハチミツとクローバー.chapter20
自分を真剣に心配してくれている森田さんの手を握り、心の中でつぶやく山田さんの台詞に泣きました。

4位 : ハチミツとクローバー.chapter6
『真山、好きっ!』

3位 : プラネテス第10話「屑星の空」
北米版DVDが2005年に発売。日本での本放送は2003年12月。
ペンダントの文字を見た時に、抑えていたものが決壊(泣)。

2位 : 交響詩篇 エウレカセブン33話「パシフィック・ステイト」
製作者の皆々様。ホランドを泣かさんといて!見てるこっちまで、…ウゥゥ(泣)
最後のクルーが一致団結するところも、うれし泣きしました。
ラストの写真も美しく、きれいにまとめられた話、
脚本は佐藤大(シリーズ構成)で、絵コンテは京田知己監督自らが
手がけていました。

1位 : 【ゲーム】Fate / Stay Night
発売されたのは2004年なんだけど、今年になってからプレイしました。
ゲームでの遠坂凛、この娘の生き方はかっこよく、あこがれます。
自分を刺した妹を、優しく抱きしめるシーンは(泣)。
- 2005.12.26 更新

ゲームのエンディングを、4日間の聖杯戦争の結末を見た。

ゲームが終了し、現実に引き戻される(明日は仕事…)感覚が、(発売されてまだ1ヶ月ちょいしかたっていないので、いちおう反転で表示できるようにして書き込みます)バゼットが繰り返される4日間を断ち切った心境と重なって…
「だいたい、外も内も変わらないといったのは貴方だ。このまま現実に戻っても私は、」
「今まで通りやっていくんだろ。色々口出しはしたが、その生き方自体は文句はない。アンタはおっかなびっくり生きていけばいい」
う〜ん、バゼットの言うところの、悪魔の甘言っていうのがなんか心に残ったなー。
このバゼットとアンリマユのやりとりは、よかったです。

ゲーム世界にとって(当たり前だけど、自分はゲームの世界の住人じゃない、という意味で)無であるプレイヤーがゲームの主人公としてプレイするのと、アンリマユが主人公として(うまく説明できない。憑依して?)ストーリーの中心にいるのが、なんか こう、架空世界の現実と、それを見ている自分がいる現実世界を比べている自分を感じさせる。
こういった感覚を強く感じるのは、「うる星やつら〜ビューティフル・ドリーマー」以来だった。

ラスト前のカンリが乱暴されるシーン。Fate の H シーンでは、はじめての無理やりなんですが、ここではじめてはっきりと主人公の姿が化け物として描かれることで、ストーリー的にすっきりした気がします。
そういう濡れ場があったにもかかわらず、カンリにはあまり魅力を感じなかったのですが、最後カンリが「貴方、ロックスターみたい」とうそぶくところ、あの天上につづく階段でのシーンはよかったです。
あそこでようやっと、カンリというキャラクターに魅力を感じることができました。

まさに自分にとってはファンディスクで、それぞれのキャラクター毎にお気に入りの絵がある。水泳練習のセイバー。正装して桜と並んだ士郎。バーサーカの肩に乗り、嬉々として敵をやっつけるイリヤ。メイド姿の桜。ニパっと極上の笑顔をしている遠坂(でも、口元には士郎の…)。
うん、他にもいろいろ楽しめたっす。本当は、まだ全シーンみきれてないし、面白いシーン(遠坂vs遠坂なんか)を見返したいし、まだ自分にとっての4日間の聖杯戦争はとうぶんつづくんだろうけれど。
雑誌のインタビュー記事から推測するに、TYPE-MOON は当分ゲームをリリースしそうにないのがちと残念。
まぁ、それはそれとして、来年はアニメ版。
こないだ発売されたDVD。たった7分の映像で2000円超という、普段北米版DVDを買っている自分にとってはとんでもない代物なんだけれど、ファンのかなしさか買っちまった…
アニメの出来は、期待半分・不安半分。愉しませてくれよー!
- 2005.11.30 更新

今年、一番人気のあったアニメって何?

鋼錬でしょうか?やっぱり、ハウル?。

アメリカでは、攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEXかな?(参考リンク:DAILY WAFFLE 10月19日11月11日)

来年、話題になりそうなアニメは何?

わかりません…(参考リンク: MOON PHASE

アメリカでは、サムライチャンプルと思います。NYで11月19日から開催されるアニメ&ゲームフェスでも流れるようです。
DVDの発売は来年1月。Geneonのページでは、 プレビュー映像がupされています。
- 2004.11.16 更新

今年のベストエピソードはどんな作品なんだろう、と思い掲示版を作成しました。 ご意見を掲示していただいた方、ありがとうございました(^.^)。
『さくら』の劇場版を急遽注文したり、『D.C.ダ・カーポ』とはなんぞや→監督の宮崎なぎさとは何者→「シスター・プリンセス Re Pure―完全ビジュアルブックキャラクターズ Dセレクション」のインタビューを読んだり、『ふたつのスピカ』の監督のインタビュー記事を読んだり…などなど、参考にさせていただきました(^_^)。
2003年マイ・ベストというテーマの掲示板は今月末で終了して、来月からは、特にテーマをきめずそのまま掲示板を残そうと思います。

もうあと数日で2003年も終わりですが、今年気に入ったアニソンはどんな歌がありましたか? 私のベストは以下の3曲です。

1位.おねがい☆ツインズ - 明日への涙 - 川田まみ

2位.ぽぽたん - Gem Stone - UNDER17&Funta

3位.おねがい☆ティーチャー - Snow Angel - KOTOKO

つづいて、声優さんの2003年マイ・べスト

1位.石毛佐和さん - 桜咲小鈴・タンポポ
「住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー」より。

2位.浅野真澄さん - 孫策伯符
「一騎当千」より。

3位.桑島法子さん - フレイ・アルスター/ナタル・バジルール
「ガンダムSEED」より。

気に入った理由は、掲示版に書きこみました。
- 2003.12.25 更新

2003年マイ・ベストエピソード

1位.『おねがい☆ツインズ』第11話「あなたに好きと伝えたい」

仕事に励む麻郁。部屋に貼られている、幼少時代の写真。
笑顔で友達と話す深衣奈。話題の中心は、手にもっている写真。
日記を読む樺恋の頬を涙がつたう。手から落とされた日記に、はさまっている写真。
台詞はなく、そのままOPに突入する流れは、うまい!

また、時計の鐘がなった後、樺恋が告白するシーンもよかったです。

2位.『おねがい☆ツインズ』第10話「もういちど走りたい」

3位.『ガンダムSEED』第31話「慟哭の空」

アスランとカガリのからみなど、ドラマを魅せてくれました。
そして、なんといっても、ラストシーン。びっくりしました(^_^)。

4位.『ガンダムSEED』第35話「舞い降りる剣(つるぎ)」

5位.『ガンダムSEED』第43話「立ちはだかるもの 」

後半からED直前の戦闘シーンの流れはGOOD。

あなたの今年のベストエピソードは何ですか?
期間限定(?)掲示版まで、あなたのお気に入りをお聞かせ下さい(^_^)

- 2003.11.30 更新

今後、放映される作品から

『第一印象は、痛くて救いのない話(監督、浅香氏談)』GUNSLINGER GIRL

『面白い作品になっていると思いますよ(監督、真下氏談)』Avenger

『自慢するけどすんばらしいアニメになります(脚本、黒田氏談)』ガングレイヴ

『あの傑作OVAの続編(アニメージュ)』R.O.D - The TV -

『同人ゲームながら、一般流通作品をしのぐクオリティとセールスで話題となった(ニュータイプ)』月姫

『やったもん勝ちってことで。TVに革命を(監督、梅津氏談)』MEZZO


今月のアニメ誌から、楽しみな作品を拾ってみました。ほとんどの作品は、放映地域の関係で当分見れませんが(^_^;)
アメリカでのDVD発売は来年の夏〜再来年かな?

- 2003.9.21 更新

『灰羽連盟』。私の済んでいる地域では、放送が今年になってから始まりました。
東京などでは放映済みの作品で、既にDVDもリリースされている為、DVDのCMが放映の合間に何回か流れていました。
そのCMが最終回っぽい映像で(^_^;)、あぁこんなふうなラストなんやと想像しながら見てました。
で、この間ようやく最終話を見ました。
印象に残った台詞や、罪とその贖罪について思ったことなどは、今後アメリカで発売されるDVDを入手後、ANIME de 英語で取り上げていくとして、今回はちょっと横道にそれた感想を。
実は全話見れなかったので、完璧に筋を理解していないのですが、レキとラッカは、どちらも前世?で自殺したことにより、灰羽の世界で罪付きとなったのかな?たまたま『LAIN』という作品では、ビルから飛び降りた女の子と、列車にはねられた女の子?が出てきて、関連はないのでしょうが、キャラクターを作ったのは同じ方なので、そういうことをふと思いました。
ま、それはともかく、灰羽のラストは元気が沸いてくるようなエンディングで、とてもよかったです。
- 2003.8.19 更新

リージョン1のDVDを買う時、当然その作品は日本で放映済みなわけです。
まだ見ていないアニメについては、DVDを買った時の楽しみを高める為、ネタバレになるような情報を入手するのは避けようと思っています。
NOIR。最初は面白かったのですが、中盤になると絵も汚くなってきて、戦闘シーンの見せ方の工夫もなく、ようはつまらなくなってきました。で、つい角川書店から出ているNOIR本で、まだ未見の話のところをパラパラと…。
う〜ん、こういう展開になるのか…。今後も買いつづける決心はついたが、先の展開を知ってしまった後悔が…。
とにかく、アフレコを見学していたスタッフが泣いてしまったという25話の久川さんと桑島さんの演技を聞くまでは、NOIR、見届けていこう。
- 2003.7.23 更新

まだ、パソコンのスペックが低かった頃。
AH社の「独ソ戦」など、サイコロとゲーム盤を使ったゲームでよく遊んでいました。
敵の駒ととなりあった場合、必ず攻撃しなければいけないというルールゆえ、 戦線を突破させたい所に、攻撃力の高い戦車を集中させ、他のどうでもよいところには歩兵の駒をあてる。
そういうふうにゲームをやっているうちに、ごくわずかな司令官の論理と、その他大勢の兵士の意志とはまったく違うということをゲームを通じて実感しました。 司令官としての立場からみると早く勝利条件をつかむ為、犠牲はごく当然として駒を配置する(駒と思うこと自体怖いことで、実際にはもちろん人)。戦争になると、99%以上の人はおそらく駒の立場として、理不尽に配置され、その結果悲惨な末路をたどる。
ガンダムSEED 第35回 「舞い降りる剣(つるぎ)」で、アークエンジェルが生贄としてアラスカ守備隊に配備されるのを見て、ふとそういうことを思いました。

- 2003.6.28 更新

EDを効果的に使った演出

これはアニメにかぎらずドラマにも言えることですが、ラストシーンにEDのイントロを重ねるだけで、攻撃力+2という感じで(どういう感じ?(^_^;))印象度が上がります。こういう手法を使っている続き物の場合、監督・演出・脚本の方はどういうラストシーンにしようか、と毎回考えるのが楽しいだろうなぁと思います。

今までで印象に残ったのは、こどものおもちゃ「第75話 娘よどこにマンハッタン」。「いらなくなったから捨てたのよ」と生みの親が直澄君に叫んだ後に流れるED。しかも75話からEDが変わったので、余計印象深いです。

ふしぎ遊戯 もラストシーンからEDが流れ始めるアニメでした。「わたしが殺す」と言った直後に♪チャチャッ、チャッ、チャッ、チャッ、とEDが流れ始める「第十五章 蘇りの都」 とか、思い焦がれていた鬼宿(たまほめ)が現れたのだけれど,美朱(みあか)が抱きしめようとした瞬間、鬼宿が呪札にかわりEDが始まる「第十四章 砦の狼」とか印象に残っています。

現在TV放映中のアニメで、この演出手法を使っているのがガンダムSEED。「第12話 フレイの選択」は主人公が逃げるか戦うかを決断した直後にEDが流れてきて、なかなかいい感じだなと思いました。

- 2003.1.19 更新

キディ・グレイド 公式ホームページ
1話見ました。絵がきれいでよかったです。このままの水準で続いて欲しいです。
リュミエール。ルリのように大人びたしゃべり方をするキャラは今までいましたが、この娘はそれに加えてなぜか頬を赤らめる(^_^)。なんかよいです。
あと気になったのは、OPでエクレールがリュミエールを抱きしめて何かしゃべっているところ。なんて言っているのだろう?
ゲートキーパーズがリージョン1でPIONEERからリリースされているけれど、キディ・グレイドも英語版はPIONEER(正確には、Pioneer Entertainment(USA))から出るのかな?

今週のS 公式ホームページ
神戸の震災の時、地震直後の三ノ宮付近で、折れ曲がったビル(数時間後に倒れました)の下をこわごわ歩いたことがありますが、建築物は巨大であるほど崩壊には時間がかかるものだと思います。 3話「崩壊の大地」はタイトルの通り、少しずつコロニーが破壊され、最後にコロニーの地表が避けていく様子がよかったです。 今までは、爆発シーンの1シーンのみで表現していたのが、こうして時間をかけて崩壊していくのをみると、コロニーの巨大さ、とんでもないことがおこっているんだなという感じがでます。
- 2002.10.21 更新

機動戦士ガンダムSEED

平和な街を突如襲う戦火の嵐。アニメの1話としては、見慣れたパターンですが、きちっと作られていて、見応えがありました。ガンダム奪取をめぐる銃撃戦〜ナイフを持ち襲いかかってくる敵兵のヘルメットの下に、親友の顔を見とめる主人公〜立ちあがるガンダム,重なるED、とここらへんの流れのよさには震えました。ただ、2話はいまいちだった。Sはこれからどういう作品に仕上っていくのか、しばらく見守っていきたい。

- 2002.10.15 更新

エクスドライバー - Downshift (Vol. 1)
DVDデータ:日本語・英語字幕音声。90分収録。リージョン1。推奨13才以上。定価 $24.95 。2002年発売。

昔、もう15年ぐらい前になるのかな?春・夏・冬休みになると読売テレビで、4〜5本のOVAを数日にかけて放映していました。
ただアニメを流すだけではなく、放映するアニメを素材にしたOPを作成したり(このOP・EDに使用した曲がいい!)、作品に対するコメントもつけてたり(これがしっかりしたコメント、アニメをよくわかっているコメントなんだ)よくできていた番組でした。番組は計25回ほど続いたので、関西圏のアニメファンにとっては結構有名だった番組なんだろうと思います。ちなみに、このページのタイトル「アニメ大好き!」は、その番組名からとっています。
OVAをTVで見れるというのが、まだ未成年だった私にとってほんとにありがたかったです。作品もなんせタダなんだから、という軽い気持ちで楽しんでいて、なにかひっかかるものがあればもうけものという感じで見てました。まぁ、結構良質のOVAもやってましたが。

エクスドライバーという作品、あまり期待せずに購入したのですが、楽しめました。作品の完成度はそれほど高くないんだけど、なにかひっかかるシーンがあって楽しめる、ふと、昔はこういった作品に「アニメ大好き!」でめぐり合ったな、と思い出しました。

それからDUBの出来、良い(^_^)。詳細は、また後日書きます。

- 2002.9.1 更新

スレイヤーズTRY
DVDデータ:日本語・英語字幕音声。DISK4枚組み(BOX仕様)。リージョン1。定価 $129.99 。2001年発売。

第25話『闇の星より出ずる者!』 より


リナ
ヴァルガーブ。悪いけど、人間ってそんなに捨てたもんじゃないわ。

人間って、あんた達に比べたらとるに足りないぐらい、命短いものかもしれないけれど、

間違ってばかりで、傷つきやすいけど、

間違いはひとつひとつ正せばいい。

傷をおったら、二度と傷つきたくないと思うからこそ前に進んでいける。

過去も、今も、そして未来も、大切にしてすすんでいきたい。
それを勝手にだいなしなされちゃ、たまんないわ。

私達は絶対に立ち止まれなれない。
命あるものだから。

- 2001.9.23 更新

ガサラキ
DVDデータ:日本語・英語字幕音声。75分収録。リージョン1。推奨12才以上。定価 $29.98 。2001年発売。

第15話 「 閾 」( 英語版タイトルは The Threshold )より



     月の光に照らされ、美しく咲いている鈴蘭にふと足をとめるユウシロウ。

ユウシロウ
可憐な…

     鈴蘭を摘み、眺めているとむこうにミハルの姿が見える。
     ミハルもこちらに気が付く。

     鈴蘭をそっと手渡すユウシロウ。

ミハル
すずらん…

ミハル
なにゆえ…なにゆえあの時、私(わたくし)の命を奪わなかったのですか?

ユウシロウ
わからない。

ミハル
私は死ぬべきだった。あの時、あの場所で。

ユウシロウ
しかし、私には殺せなかった。

どうしても、あなたを殺すことができなかった。

ミハル
もしあの時、あなたが神事にのっとって私を献首していたら、 あなたという人を知らずにすんだのに…

こんなにも苦しむこともなかったのに…

ユウシロウ

     ミハルは、ユウシロウから目をそむけ、骨嵬(くがい)のほうに顔をむける。

ミハル
くがい…、今の私には骨嵬だけ。

私は嵬(カイ)。私は

私は戦いに赴く!嵬として。

ユウシロウ
ミハル…

     ふりかえるみはる。

     そっと、目をふせ、走り去る。

     彼女のもつ鈴蘭の花がひとひら宙にまう。

- 2001.9.18 更新

ガサラキは第16話 「 宿業 」まで観ました。ガサラキは、それほど好きな作品ではないけれど、このシーンは気に入ってます。モノトーンの画面に和服・スズラン。美しい(^。^)

「こんなにも苦しむことはなかったのに」と、ユウシロウに自分の気持ちを吐露した直後、プイッと横をみてユウシロウから顔をそむけるミハル。その後、戦いに赴く決意を述べたあと、くるっと振り返りった時のミハルの顔は、きっとした顔。意地をはっているような顔をしています。細かいところですが、こういう演出好きです。

(-_-メ)ガサラキでは嫌いな話があります。思想家が日本についていろいろ述べるところ。この部分こそ製作者が、この作品で言いたかったことなんでしょうが、正直私は何言ってやがるんだ、と思いました。そしてなぜか、スレイヤーズTRYで、全ての破壊の後の再生を望むヴァルガーブに対してそんなことは許さないと反論するリナ・インバースが思い浮かびました。全然違うストーリィーなんだけどね。(^_^;)


DUAL

DUAL DVD vol.4(11話〜13話 + 14話(TV未放映))を見ました。大運動会(TV)と同じスタッフが製作しているということで、TV放映時、大きな期待を持ってみていたのですが、その分評価が厳しくなり、がかっりした覚えがあります。最後のほうはあまり真剣にみていませんでした。しかしこうやって、肩の力を抜いてDVDで見なおすと、なかなかどうして、捨てたものではないです。

この作品を語る上で、エヴァンゲリオンの影響ということは欠かせないでしょう。3体のロボット、登場するのは主人公と強気な女の子と無口な少女。暴走するロボット等々。エヴァのパロディーだという評価はこの作品にはつきまとってくるでしょう。しかし最後まで見ると、DUALはエヴァのコピーというより、少しうぶで正直な少年のもとに、かわいい女の子があつまってくるという天地無用のスタイルにエヴァ風味をふりかけたという作品に感じます。

14話は良いです。どうってことない(そうか?(^_^;))後日談なのですが、13話でああいう終わり方をしているので、こういったおまけエピソードはDUALの作品の印象を高めます。

AIC英語版のホームページのFAQに、「DUALの次回作は?」との項目がありました。回答は、「まったくありません」とのこと。

- 2001.4.25 更新

ロストユニバース

DVDで最終話まで見ました。ミリィーに感情移入できるかどうかがこの作品を好きになるかどうかのポイントかなぁ、とふと思いました。

夢ならば、いつまでも覚めないでいて欲しい・・・
私は心からそう願った
 〜 ミリィー。最終話より

- 2001.5.2 更新

現場のトラブル(?)で作画が崩壊した話があるという噂を聞いて、あまり期待していなかった作品でしたが、DUBが出た機会に見てみました。作画が荒いシーンもありましたが、結構楽しめました。今月のアニメージュに「観る者をぐいぐいと引っ張っていくようなパワーというのは、根幹がチープであって、そのチープさをバネにして弾けていく」と渡辺高志監督がインタビューに答えていましたが、なるほどと思いました。おばかな話の8話も好きですが、7話のラストのほうには少し泣けました。

ひととおり観終わった後、今度は音声を英語にして見てみることにしました。さぁ、DUBの出来はどうか?7話はDUBでは泣けるのか?お手並み拝見...(「DUB雑感」の「ロストユニバース vol.2」につづく)

- 2000.10.18 更新

十兵衛ちゃん-ラブリー眼帯の秘密-をはじめて見ました。とりあえず1話をみたところですが、絵が綺麗ですね。さすがマッドハウス製作だけあります。

声優さんについてですが、主人公の声を聞くと、「魔法使いTAT!」の主人公が頭にうかんできて、転校生を迎えるクラスメイトの声を聞くと、「こどものおもちゃ」の風花の泣かせるエピソードを思い出してしまったりして・・・。以前その声優さんが演じていたキャラクターのイメージが大きいので戸惑いました。まぁ、その内慣れてくると思いますが。
剣道部キャプテンの話し方、どこか聞いたことがあるなと気になっていて、はっと思い出したのが、「こどちゃの羽山君だ!」。そういえば、番長の子分は「こどちゃ」のバビットの声だったなー(^_^)

「こどちゃ」ほどインパクトはない作品でしたが、なんか面白かったです。変身後の主人公はかっこよかったし。ん?変身?女の子が変身する?となると、この作品は魔法少女物なのか?(^_^;)
とりあえず、2話以降どうなるのか見ていこうっと。
- 2000.9.16 更新

楽しみました。すべてがみごとに収束していくさまは、おみごと。
今は自分を捨てるしかない…本当にそれでよいの?彩は過去を悔やみこう言います、自分のことを考えろ、他の人なんてどうでもよいじゃないか。それに対し、十兵衛ちゃんは自分を捨て闘いに向かいます。そう、過去、彩が幼い娘、十兵衛ちゃんに「今は忙しいから仕事場からもどれない」といったシーンと、十兵衛ちゃんが彩に人を救うため自分を捨てるしかないと告げるシーンが重なってくるんです。彩はかつて、仕事のために家族を省みなかったため、悲劇がおこった。そして、今、彩の娘、十兵衛ちゃんもまた、自分を捨て闘いに向かおうとする。十兵衛もまた、悲劇をむかえるのか…?

いや〜最後まで魅せてくれました。すがすがしいラストシーン、よいです。あと、細かいことですが、十兵衛ちゃんがナイスバディなことでさえストーリーにからんでいるんですね(^^)(四郎に殺られそうになった時)。

- 2001.2.7 更新


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