アンナ 「はじめて神崎さんとクリスさんが出会った後、再会したクリスさんの台詞ですね」
あかり 「あの時はごめんなさい、偶然ぶつかっちゃったの(It was a accident.)、と言ったら、クリス、
あの出来事は偶然じゃない『運命だ』 なんて言うのよ」
アンナ 「はは・・^^;」
あかり 「でも、この台詞、英訳されると It's destiny. となると思っていたの」
アンナ 「It was a faith. ですよね」
あかり 「辞書で調べてみると・・・」
アンナ 「faith は、1.信じること 2.信仰 3.教義 4.誓約・約束 5.信義 となっていました。
クリスさんはビギナーズの信仰をもっていて、ビギナーズの教えの中での約束されていたこと、として
It was a faith. となったのではないでしょうか」
ジェシー「フフ、間違っているわ」
あかり&アンナ「ジェシー!」
ジェシー「この和英辞書で、運命をひいてみなさい」
あかり 「えーと、U・N・M・E・Iと・・・destiny, fate!」
ジェシー「It was a fate. これが正解よ。柴原さんの解説メールを見て反省なさい」
あかり 「とほほ・・・」
柴原さんから解説メール
さて、今回の「運命だ!」ですが、これってひょっとしたら、 "fate"かもしれないです。実物を聞いたわけではないので、 自信はないですが・・・。
"t"と"th"って、語尾に来ると聞き分けが大変ですよねえ。
運命って言うと、高校生の頃見た「バックトゥザフューチャー」で、
君と僕は結ばれる運命だ
You are my destiny.
というところを、間違えて
You are my destination.
と言っちゃうところがありました。
字幕は「君は僕と結ばれる『運転』だ」だったかな。
当時は「ふ〜ん」と思っただけですが、今になってみると、 なかなか努力の跡が伺える訳だなあ、なんて思います。
(高校生の頃はdestinationって言われても分からなかったんです)
あかり 「なるほど。ちなみに destination というのは辞書をひいてみると・・・」
アンナ 「1.目的地 2.目的 となってますね。」
あかり 「destiny と destination 。運命 と 運転 か ^^ 。ほんと、翻訳した方は頭をひねって出した訳なんでしょうね」