蒼き影のリリス
購入日 1999年11月05日?
お値段 273円(古本)
作者 菊池 秀行
発行所 中公文庫
おすすめ度 ★★★★
私は菊池秀行の小説がけっこう好きです。勧善懲悪、でもちょっとエッチ。そして、人を超えた人(物?)達の話を読むのが好きです。
この本は中公文庫から出ていました。今まで、この人の作品は光文社文庫、角川文庫、講談社文庫からでているのは知っていたのですが、(へでの頭の中で)まじめなイメージのある中公文庫からでているのは、ちょっと以外でした。
「蒼き影のリリス」の題名の通り、リリスが主人公だと思ったら、全然違いました。どっか別の兄ちゃんが主人公でした。ただ、この主人公もリリスも同類で、超人的な敵に立ち向かうのに十分、人間離れしていました(というより人間じゃない)。
ただ、この敵が主人公やリリスと争う理由がはっきり書かれていなかった。最後の方に申し訳程度に書かれていたけど、理解不能だった。それがわかればもっとおもしろいのに・・・・(1999年11月09日)