![]() |
ラファエル・クーベリック ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Sint Florian AB-3 198?/?/? ライブ? |
「初出」「初流出」 というまるで裏ビデオの宣伝文句のような文字に誘われて思わず買ってしまいました。(笑い)
勿論 解説もいっさい無しの海賊盤で録音日もかなり怪しそう。
1980年代の録音としては音質は悪く、咳払いの音も有りライブ録音のようです。
第1楽章 遅目のテンポではじまり、第2主題から第3主題への移行部で一段と遅くなる。
じっくりと噛み締めるかの演奏は 私の好みで言えば 「遅すぎて メロディが聞えない!」ということになるのですが・・・
しかし緊張は途切れずクレンペラーの演奏を思わせる部分がたくさん登場する。ただ
響きはクレンペラーとは全く異なる。
終始ドイツ的な(?)重厚な響きが支配しており安心してブルックナーの世界に浸ることができる。
全曲の中では第2楽章が秀逸。