HPを作っていて、一番嬉しいの何といっても 感想のメールです。
これに勝るもの無いだろうな〜 きっと。
いろいろなメールを頂きますが、私一人で見るだけでは なんとも勿体無いような力作のメールも
あります。
Deka-Yasu さんは CD、LP1200枚のコレクションをお持ちのクラシック愛好家で、
ブルックナーをとてもよく聴いていらっしゃる方です。
先日、ブル9のヴァント盤、アイヒホルン盤に関する感想メールを頂きましたので Deka-Yasu さん
了承のもと 紹介したいと思います。
kuni 様 いかがお過ごしでしょうか? 先週は夜勤、日曜日も出勤と(夜が)慌ただしくて返事が遅くなり申し訳ありません でした。 聞き直しの方は順調にに進んでおります。 リクエストのヴァントの3種類、アイヒホルンについて書きます。 なお、前にも書きましたが、私は音楽の教育を中学校までしか受けておらず、楽器も 演奏できませんので、自分が聴いて感じたことのみです。 ====================================== ======= @ギュンター・ヴァント指揮 ケルン放送交響楽団 1979年 RCA BVCC-8917/18 (国内盤) T24:00 U10:26 V23:40 TT=58:06 Aギュンター・ヴァント指揮 北ドイツ放送交響楽団 1988年 RCA BVCC-8889/90 (国内盤) T26:02 U10:24 V26:08 TT=62:34 Bギュンター・ヴァント指揮 北ドイツ放送交響楽団 1993年 RCA-VICTOR 09026 6265 2(輸入盤) T26:55 U10:43 V26:52 TT=64:30 私のヴァントに対する印象 よくヴァントの演奏は、素朴で純ドイツ的といわれるが、それはちょっと違うので はないかと思う。よく聴いてみると、理論的というか理詰めで洗礼された演奏と思 う。何故ならば、オーケストラを徹底的にしごき抜く人と聞いており、本人のインタ ビューを読んでも感じられる。(ヨッフムの方が素朴で少々無神経と思う。でも、 ヨッフムは好き) ヴァントの3種類の「ブル9」を聴いて 共通に言えるのはやっぱり理詰めで演奏されたものであり、素朴な感じはしなかっ た。 @Bは貴兄の感想とほぼ同じでした。Bの第3楽章が終わったあとまだ何かある、 もっと凄い演奏をするんではないかと期待を持たせる終わりかたですネ。第5番のよ うにベルリン・フィルの定期演奏会での録音が期待したいところですが..... Aを改めて聴くと残響が妙に引っかかります。9番を聴いた後8番を続けて聴きまし たがこっちも残響が気になり、ヴァントが再録音をした理由がわかります。 演奏時間がヴァントが年をとる事に遅くなっていったが、@とAが同じテンポ(イ ンテンポ)で聞こえBがAにテンポが近いがどっしりとした感じがして凄く違って印 象でした。(残響かな) ====================================== ======= アイヒホルン指揮 リンツ・ブルックナー管弦楽団 オーケストラのパンチ力がいまいち。全体的にははったりがなく落ち着いた良い演 奏と思いました。問題の第4楽章はいらないです。 商品の企画上必要だったのか? 第2番のギャラガンの2つの版を使用し2枚組にし た企画は良かったのだが。 ====================================== ======= 先日投票したものを変更できましたら次の通りにしてください。 第1位 ヴァント指揮北ドイツ放送響 1993年盤 第2位 ヴァント指揮ケルン放送響 1979年盤 第3位 朝比奈隆指揮大阪フィル 1976年盤 ====================================== ======= では、また。 Deka-Yasu
たまに 自分の書いたHPを読み返してみると、なんと読み難く一人よがりの文章なんだろうと赤面してしまいます。
Deka-Yasu さんのような方に見て頂いていると思うと、HPも下手な事書けないな〜と
改めて 嬉しいような恐いような気持ちです。
これからも 紹介したいメールは載せていくつもりですので、皆さん メールよろしく。