Palm/Pilot Vx (IBM WorkPad)


少し前に弟から「電子手帖を買いたいんだけど、何が良いのか調べてくれない?」と頼まれたのがきっかけで幾つかのサイトを見て廻りました。
いわゆる「PDA」と呼ばれるものにそれまで全く興味無かったのですが、いろいろ見ているうちにすでに完全に買う気になっている自分が怖かった。。。。。。いつもの悪い癖ですが、、、(^^ゞ

めぼしをつけたのは、日本製の雄シャープ「ザウルス」、カシオ「カレイド」「カシオペア」、「Palm/Pilot」、などなど。。。

いろいろと紆余曲折ありましたが、それは省略して結局、PalmVを完全日本語化した製品であるIBM「Work Pad」に決定、購入しました。

WorkPad使ってみての感想。

  1. この製品の「売り」である日本語入力システム「Graffiti」はとても合理的で文字認識率は極めて高い
    日本製のPDAが複雑窮まりない漢字認識に四苦八苦しているのに比べて、「Graffiti」のローマ字入力は、目から鱗の落ちる思いだ。
    これが「Graffiti」

  2. パソコンとのデータ同期等の連携はとっても簡単。クレードルという名前の台座に載せてボタンを押すだけ。
    必要なデータをパソコン側で作っておいて WorkPadに流し込む。あるいはその逆も。
    初めてシンクロ(同期)させた瞬間は感動的ですらあった。
    逆にいうとパソコンを持っていない人にとっては WorkPadはあまり良いツールとは言えないですね。
    クレードル(ゆりかご)単体
  3. webで容易に見つける事の出来る夥しい数のソフト群。必要にして充分な自分専用の手帖を作る事ができる。ソフトに関しては「Muchy's Palmware Review!」という完璧なHPがあります。(無断リンクゴメンナサイ)

  4. 全ての動作が高速でストレスを感じない。
    起動して住所録から目的の電話番号を捜し出すのにほんの数秒!
    WorkPadを使いだしてからWindowsがなんと無駄が多く待たされる時間の長い事に気づく。

  5. 電池の寿命が長いらしい。
    単4電池2本で1月以上持つらしい。

  6. 本体だけでは 滑りやすく危ない。
    滑り止めシールなどを貼ってみたけど やはり使いにくい。
    結局、専用の皮製ケースを買って落着。これはとても持ちやすく安心、格段に使いやすくなった。
    ケースに本体を装着したところ
    この写真はPalmXのもの

    見た目の高級感も良く、携帯すると愛着が湧いてきます。

  7. 専用の液晶パネル保護シールは 必需品だが、貼ると少し文字が見にくくなる。

  8. ケース、スタイラス、その他 各種オプション品の価格が高い。(と思う)
    スタイラス
    入力する棒です。
  9. 主要なアドインソフト群は海外の作者によるものが多い為 必然的にシェアウエアのレジストに関しては英語で行うのだか、これはやはり日本人の私にとっては敷居が高いといわざるを得ない。
    ただ 今後は日本語で出来るレジストが増えると思われる。

ざっと こんなもんでしょうか。。
私は長年使っていたシステム手帳の内容をすべてWorkPadに移行し、職場や倉庫、自宅などあちこちにあった予定表をひとつにまとめて使い始めたところ「こんなに便利で実用的な道具」があったのか!!と改めて驚いている次第です。

WorkPadは「道具」です。日常の生活を快適に便利にする「魔法の道具」です。
魔法を上手く使うも下手に使うも使い手次第なのが楽しいし、個性的だとおもいます。

皆さんは「電子手帳」をお使いですか?
私は自信を持って「WorkPad」を推薦します。

※ このページの文字はすべて「WorkPad」で入力しました。
※ このページの画像はすべてIBMのHPから持ってきました。宣伝してるんだから怒らないでね!>IBM様