脚註 - Footnote
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脚註 * 1
30周年記者会見を韓国語や日本語のニュース記事を読んで、印象深かったことを以下に記します。
種々の質問に対して、自分たち年下の者に対しても彼女が丁寧な言葉遣いで対応するので
記者たちは、彼女に好感を持ち、驚きもしたでしょう。いかにも韓国らしい情景です。
彼女の言葉遣いについて感動したニュース記事もありました。
また、日本のマスコミが20人近くも彼女に同行取材し、日本語同時通訳で会見が進んだことへの驚き。
日本は、韓国に比較して、エンターテイメント市場ははるかに巨大です。その日本からマスコミが、
大勢、同行取材しました。彼女は、韓流ブームとは無関係な時期から日本で活躍しています。
そして実績も残しています。韓国人記者は、同胞の活躍が嬉しくもあり、驚きでもあったでしょう。
会見中、彼らは、内心、彼女が自慢でもあったでしょうし、彼女の実力も認めたでしょう。
彼らにとっては、彼女は過去の人であったのだから・・・。
彼女の言葉で印象的だったこと。韓国の歌手は、日本の歌手のハングリー精神を学べと
いったこと。そして、日韓文化の違いはもとより、日韓エンターテイメント業界のシステムの
違いを知ってもらいたいということ。彼女は、韓国と日本の違いを明確に認識し、その上で、
日韓双方がお互いに理解し合う。これは彼女自身の経験から発せられたものです。
その経験により、彼女は本当の意味での国際人としての自覚を持ったと考えられます。
その上で、日韓の文化的架け橋になろうと考えているのです。
彼女は、ソウルにも事務所を持ち、日本に進出しようという意欲があるエンターテイナーを
養成しようと考えています。彼女の目的は、浮ついた韓流ブームのような文脈ではなく、
現在の韓国エンターテイナーに足りないものを補い、なおかつ、きちんとした韓国文化を
背景に持つ、地に足が付いたエンターテイナーを日本に送りだそうとしていると推察できます。
彼女が韓国民謡やパンソリ、演歌、トロット、はてはアメリカのスタンダードナンバーまでこなせる
人物だから、このことは、よけいに真実味があるのです。
これこそが真の意味での文化や人の国際交流だと思います。 - 02/07/2008 -
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