■コラム『わき道な日々』

ここは日々の生活や仕事の中で感じたことを書いていくコーナーです。
週に1回は更新したいですね。


韓国アニメのDVD 2003年9月21日

最近になって、過去の韓国アニメ作品が少しずつDVD化されている。
研究している私にとってはありがたいのだが、上映当時はいざ知らず、
黒歴史時代のアニメを現在発売して著作権問題がこじれないのだろうか?
もっとも、韓国のアニメDVD市場規模を考えると過去の作品に関しては
訴えるだけお金と時間の無駄になるだろうけど・・・・

ちなみに過去作品の発売状況は下記の通り

 ロボット テコンV(3枚セット)
  ロボット テコンV(1976)
  スーパーテコンV(1982)
  三段変身84テコンV(1984)
 トリ将軍 第3洞窟編 (1978)
 銀河艦隊 地球号(1979)
 馬牌少年 パクムンス(1980)
 惑星ロボット サンダーA(1981)
 スペース ガンダムV(1984)

なおこれらの殆どは、マスターがビデオです。
マスターフィルムなんて残していないだろうな〜

このうちいくつかは
http://www.onesshop.com/children/animations.htm
で購入可能


懐かしのゲーム 2003年7月08日
 
ロボットシミュレーターの代表格「メックウォリアー」。

PCゲームは現在「メックウォーリア4 マーシナリーズ」までリリース。
(細かいバージョンアップや追加シナリオ等があるので、数は結構ある)
最近は、フィギュアやX−BOX用のゲームも発売され、日本での知名度も
一時期に比べると高くなった(と思う)。

でも私にとって「メックウォリアー」といえばコレですよこれ!
シリーズ第1作。(左写真)
今でこそWindowsの普及によりPC−ATコンパチマシンがパソコンのスタンダードとなっているが、日本では NECのPC98シリーズがパソコンのシェア50%以上を誇っていた時代(1990年頃)に、秋葉原でも数少ない輸入PCゲームショップで購入したこいつ。
当時ロボットシミュレーターはこれしかなかったにもかかわらず、本格的な操縦方法(キーボードの1/3近くを使います)、リアルタイムポリゴン処理等とにかくすごかった。さすがフライトシミュラーター王国アメリカ!

ええもういやという程やりこみましたよ。本当は父の仇討ちするRPGなのだが、英語を翻訳するのが嫌でロボットシミュレーターとしてしか使いませんでした。

さて、本ゲームはアニメ「ロボテック」にインスパイアされて製作されたTRPGを元にデザインされているので、登場するロボットはバルキリーやデストロイド、ダグラムやコンバットアーマーだったりします。
(当時は「ロボテック」の版権元と契約したので、トラブルにはならなかったようだが、現在これらのメックは欠番となり登場していない)

本ゲームのシステムは「バトルテック(注1)」へと進化したのち、1995年「メックウォリアー2」の登場でロボットシミュレーターというジャンルを確立する事になります。

注1)「バトルテック」には本ゲームを元にした日本版パソコンゲーム(SFC用もあり=クソゲー)があるが、ここではアミューズメントセンター用ゲームマシンを指す。

当然、現在は入手困難なうえ、現在のパソコンでプレイすると恐ろしい速度で攻撃されてやられます。(CPUスピード33MHz推奨=今使っているPCの2%以下)


萌絵姫は無いが 2003年6月21日

残念なことに「萌絵姫」という発表の場が無くなってしまったわけだが、
やりかけの原稿(と言うより作業)が残った。
テコンVのレビューの続きである。

日本で「テコンVを見た」という輩の多くはテコンVの事をろくに知らず、
ひどいのになると「スーパーテコンV」や「3段変身 84テコンV」を
見てテコンVの全てを全てを知ったと勘違いしている馬鹿が多い(別にそ
んな人間ばかりとは言わないが…)ので、その全貌を正確に伝えるために、
まだ研究中ながら記事を書くことにしていた。

第2回として「シナリオの検証」をしようと思い、翻訳(1作目)も半分
ほど進んでいる状態なのだが、件の休刊事件によって宙に浮いた状態とな
っている。

さてどうしよう?

根性出して完訳し、日本語字幕入り私家版DVDでも作ろうか?
(日本語音声は、最低ン十万〜百万は必要らしいので、まず無理)
などとも思案する今日この頃…


アレはどうなった? 2003年05月29日

今回の韓国旅行では、3年ぶりにソウルムービーへ行ってきました。
で、最も気になる質問を−

 Q:劇場版レストルはどうなりましたか?
 A:中止です

が〜〜〜ん!
ちなみに、韓国はDVDの市場がまだ小さいのでソウルムービー作品の
DVD化は今のところ予定していないとのこと。


最大の収穫 2003年05月26日

先日、韓国へ行って来ました。
今回は、アニメ会社への取材の他に韓国アニメを研究する人間にとって
最も重要な人物と会ってきました。

 韓国初の劇場長編アニメ「洪吉童」の監督シン・ドンホン氏

齢76歳ながら雄弁・闊達な人でした。
実際に話をすると、他人が書いた記事ではわからなかった当時のことが沢山
知ることが出来て、本当に良かったと思いました。

今回の氏へのアポ取りはかなり無謀な賭けだったので、実現出来て感動モノです。


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