Famili tree

白人オーナー

エスター・ジョンソン


ベリー・ゴーディー1世

ルーシー・ヘラム

ベリー・ゴーディー2世

パーサ・アイダ・フラー

フラー

エスター

アンナ

ルーシー

ジョージ

グエン

ベリー

ロバート


1862年 奴隷制度が廃止された。奴隷の身であったエスター・ジョンソンと、彼女がいた農園のオーナーの間に生まれたのがベリー・ゴーディー1世、ベリー・ゴーディー3世の祖父(廃止当時10才)。

ベリー・ゴーディー1世は、ルーシー・ヘラムと結婚し、23人の子を持った。子供は9人しか生き延びなかったが、その中の一人がベリー・ゴーディー2世=ポップ=ベリー・ゴーディー3世の父。

ポップは、パーサ・アイダ・フラーと結婚し、フラ−、エスター、アンナ、ルーシー、ジョージ、グエン、ベリー(ベリー・ゴーディー3世)、ロバートの順に8人の子供が生まれた。
ポップもパーサ・アイダ・フラーも敬虔なクリスチャンである。子供たちは誰も両親に対する愛と尊敬にあふれていた。ポップはどういう父であったか。逸話を一つ紹介する。

子供の頃のB・Gが、新しくやってきた牧師の説教が受入れられず、教会に行くことを避けていた時のこと。
父が尋ねる。
「息子よ、お前は最近教会にいっているか?」
B・G;
「はい、でも毎日曜というんじゃありません。教会に行くたびに嫌な気持ちになるんです・・」
叱られるのを覚悟し、真実を答えようと努める。すると、ポップは激怒するかわりに言った。
「息子よ。神を見つけるために教会に行く必要はない。わしは、お前がどんな人間か知っている。そして、お前の中に神がいることも知っているんだよ。教会に行く行かないは、お前と神との問題だ。他の誰の問題でもないんだよ」
その後、B・Gは再び教会へ出向くようになる。彼は、父の言葉から学んだ。
人によって物事の見方や考え方は違う。自分は、それらの見方に対して同意してもいいし、同意しなくてもいい。判断は自分でできるのだ。
こうした出来事の一つ一つが、ベリー・ゴーディーの基礎になってゆく。

ベリー・ゴーディー 恋人と子供達
 セルマ・コールマン    ヘイゼル・ジョイ♀ 1954
 ベリー4世♂

1955
 テリー・ジェームス♂

1956
 レイノマ・ライルズ  ケリー♂

1959
 ジーナ・ジャクソン  シェリー♀

1962
 マーガレット・ノートン  ケネディー・ウィリアム♂

1964
 ダイアナ・ロス  ロンダ♀

1971
 ナンシー・リーヴィスカ  ステファン♂

1975


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