M4 前期型 75mm砲搭載型

模型について

 基本的にはM4初期型と同様だが、直視バイザーが廃止されペリスコープとなった。砲塔についても基本的には初期型と共通だが、幅の広いM34A1連動砲架を使用しているものも多く見られる。キット製作にはタミヤのM4をほぼストレートに組み立てればよいが、脚回りに関しては、初期型同様、ドラゴンM4A1のボギーを使用するのが望ましい。このタイプの場合、タミヤのキットを使わずともMPの車体改造キットやオードナンスの車体改造キットで組んでも構わない。好みの問題だが、車体前面の張り出しの形状については、これら改造キットの方がそれらしく見えるので、とりあえずお薦めしておく。改造キットを使う分手間が増えるのは覚悟しなくてはいけないが・・・。


 この型式の場合、どちらかというと1ピースディフェレンシャルカバーの方が似合うような気がするので、その場合は初期型同様な選択肢がある。まぁ、タミヤの車体で3ピースディファレンシャルカバーにしても別におかしくはないので、楽がしたいならそっちの方がいいだろう。
(前期型の場合、1ピースディファレンシャルカバーはダルノーズが標準的。シャープノーズのもなくはないのだが)