1/4t トラック(ジープ) |
1.タミヤ(新) |
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さすがに最新キットだけあって出来は素晴らしい。模型としての完成度はピカイチ。特に欠点と言えるものも無い。組み立てやすさと再現性の折り合いのつけ方も素晴らしく、これぞプラモデルの見本と言ってもよい。アクセサリーは豊富とは言えないが、各ガレージキットメーカーから出ているパーツを使用してやることでカバー出来る。 (それらのパーツはイタレリ用だったり旧タミヤ用だったりするが特に問題はなかろう) |
2.タミヤ(旧) |
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発売以来25年、さすがにくたびれて来た印象は否めない。特に新キットが出た今となっては特に価値もない。ただ、各種アクセサリーパーツは豊富で、模型としての楽しさはある。それらパーツも古さはかくしきれないが・・・。バリエーションとしてSASがアフリカ戦線で使ったタイプが出ている。実際にはベースキット自体も別物で雰囲気は格段によくなっている。 |
3.イタレリ |
このキットも最早20年選手となった。タミヤの旧キットに比べれば、全体のプロポーションや細部の再現性は上回ってはいたが、それもタミヤの新キットに比べれば見劣りする。とはいえ、各社から出ているディティールアップパーツやアクセサリーを使えば、それなりに優れたものになる素材ではあるので、「いっちょやったるか!」と気合を入れれば、かなり楽しめるキットではあろう。 バリエーションとして簡易アンビュランスとSASのヨーロッパ仕様の2つが発売されていた。 |
4.エレール |
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イタレリよりは多少新しいキットではあるが、出来の方はちょっとよろしくない。無価値とまでは言わないが、時間をかけて見目のよいモノにしようと努力するのは、あまりお薦めできない。 |
5.モノグラム(約1/32) |
すでに発売以来40年近いキット。当時の水準からすれば抜きんでていたのは間違いないが、今となっては既に用済みと言えよう。このキットに付属していた37mm対戦車砲が未だに「唯一のキット」というのには納得がいかない。どこでもいいからキット化してくれないものだろうか? (レジン+エッチング+挽き物砲身のマルチマテリアルキットが望ましいが・・・) |
6.アクセサリー・改造キット |
エデュアルド、オードナンス、ショーモデリングからエッチングパーツ、ヴァーリンデンから簡易アンビュランス改造キットを含め改造/ディティールアップパーツが3種類、KMCからディティールアップパーツセットが発売されている。オードナンス以外は全て旧タミヤ・イタレリ用ではあるが、新キットに使ってもなんら問題はないだろう。適宜使用することによって、様々に楽しめる事と思う。 |