Woodchoppers Ball
そして、翌年高中バージョンで収録される。かなり短くなってるが、現代的なアレンジで ちなみにこの曲はテイク１です。その後何回か録直しはしたらしいが、最終的にこれが、一番 しかもアルバム発売記念に「WOODCHOPPERS BALL」コピーコンテストなるものがあった。
この曲大好きなんですねぇ....スゴク好きやから一生懸命コピーも出来たと思う。
高中大先生が高校生の時に本気でギターをやろうと思ったのはこの曲があったオカゲ
やと思う、多分........
原曲はウディ.ハーマンらしいが大先生が聞いたのはTEN YEARS AFTERのバージョン
でライヴアルバム「UNDEAD」に入っているもの。このアルバムはTEN YEARS AFTER
としては２枚目のアルバムで、ロンドンのマーキーでのクラヴギグを収録している。
かなりパワフルなアルバムでジャズでもブルースでもない独走的な音を作り上げてると
思いますが、どうでしょうか？
で、高中大先生はこの曲をコピーするためにあまりの早弾きのため、普通のスピードで
はとても無理なのでテープレコーダー（この当時はオープンリール）のネジを一つはず
すと再生スピードが半分になる事を発見した。それからは毎日アルビン.リーの早弾きの
コピーに夢中になったとのこと。ちなみにこの曲は１日にワンフレーズか１週間で１小節
とか、そういうペースだったらしい。
その当時でもこの曲をコピーしてる人はかなり少なかったので大先生のスゴサがわかる。
結構ライヴなんかでやってたと言う。バンドはエスケイプという３人編成のバンドだった。
ボーカルも高中大先生がやっており「I'm Going Home」なんかも歌っていたのかも？？
なんか、昔話ばっかりやけど、高中大先生のプロデビューに結構影響があったので.....
そしてエスケイプでライヴをやってる所を当時スターだった成毛滋に声をかけられてフラ
イドエッグのベースとしてデビューするのは御存じのとうり。
そして、プロとしてのキャリアを積んでいき遂に1994年にアルバムタイトルとして発表！！
これがまたいわく付きで、その２年前に「タモリの音楽は世界だ」という番組に出演した時
に「高中正義がWOODCHOPPERS BALLをコピーする時にやったある事とは何でしょう？」
なんて上の事が問題になった。その時ちょっとだけフレーズを弾いてくれたのでスゴク感動
したけど、なんと次の年の「AQUA PLANET」のツアーで「WOODCHOPPERS BALL」を"
TEN YEARS AFTER"バージョンでやってくれた！！後でレコード化されたバージョンじゃな
くて大先生が高校生の時にコピーしたバージョンをそのまま！！！だからスゴク長かった。
さすがにこれにはマイッタ！！！本やインタヴューでしか聞いた事なかった曲を目の前でや
ってるんやもんなぁ........ホンマにチビリそーになるってこの事や！！！
コンパクトにまとまってると思う。だが、フレーズはアルビン.リーのままなので大先生は
かなりこの曲を気に入っている感じ。なんかウレシそうやしなぁ......
イキオイがあるということで晴れてO.Kテイクとなった。
CDについているシールを送るとこの曲のカラオケが送られてきて自分で弾いたのをダビング
して送り一番ウマかった人になんか当たるというのがあったが、今だに謎？？もしこれを見て
オレがそうじゃという方がおられたら連絡下さい！！