'98 BAHAMA ツアー
ゲストレポート

1998/9/3 大阪サンケイホール

今回のツアーレポートでMLでお馴染みのあの方からの
レポートをお届けします。これがまた良いんですな!!

セットはバハマの家の壁(ベランダ?)。各ポジションに色とりどりの
その書割が置かれている。正面中央 TAKANAKA の位置には、グリーンを
下地に白のライトで床に「 Bahama 」の文字が浮かびあがっている。
パーカッションのバーチャイムの横にはふうりん(お約束?)が5つ
同じように吊るされている。(このふうりんは今回のツアーで売られて
いるのと同じ物。)

> オープニングSE

遊園地のメリーゴーランドでかかっていそうなワルツが流れる。
そしてアルバム夏・全・開より「暑いなー。どこかに行きたいなー。」
の声。それを受けて「どこでもいいよ。」が左右のPAから交互に
繰り返しエンドレスで続く。それをバックに過去のアルバムからの
様々な声(コーラスというべきか)が聞こえてくる。
メンバー登場。
最後に TAKANAKA 登場。(夜もヒッパレで着てたような白のスーツに
Tシャツ、靴も白。)


> Beach
> Pipe Creek
> MIDO

→フェードアウトで終わっていくのがシンプルだけど大人っぽくて
素敵。照明もフェードアウト。

> Sexy Dance

→後半とっても Jazzy な雰囲気になる。富樫さんのピアノソロも Jazzy。
TAKANAKA のガットギターと共に、ニコニコゲンタさん(襟のおおきな
赤系アロハシャツにパナマ帽)のパーカッション、ゲタオさん(真ん丸い
サングラスをかけていた)のウッドベースが さらに南の島の楽園っぽい
雰囲気を加えていく。もうここは リゾート。(^-^)

その後、ソロで何曲か遊び風に弾く TAKANAKA。
最後はやっぱり鉄腕アトム。

> Guitar Wonder〜Plumed Birds[エンディングのみ]
→ Plumed Birds
へと続いて、曲の終わり方がカッコ良ろしー。
こういうメドレーをもっとやって欲しかった。(しみじみ)

ここでハンドマイクを持って一回目のMC。さっそく客席から
「麻衣ちゃん誕生おめでとう!」とか「パパ!」等の声が飛ぶ。
(原田郁子ちゃんがステージに現われる。
ニットの帽子(耳あてから長ーく糸を垂らしたもの)をかぶっている。
おかっぱで やや色白、小柄。)
ゲタオさん紹介で、「伊豆甘夏納豆売り」の命名秘話。だんだん
太ってきているなぁと今までのビデオを見て感じたと言う TAKANAKA。

> Five Shooting Stars
> ふうりん

→長い前奏も照明も神秘的。原田郁子ちゃんはイントロ中、目を閉じたまま
じーっとして動かない。まるで瞑想しているみたいに。
それがすごく印象的でした。歌声はCDと全く同じでした。

> Sunshine In Blue

2回目のMC。ステージから他のメンバーはハケて TAKANAKA と
原田郁子ちゃんのみ。彼女との出会いを語る TAKANAKA。

> クラムボンの曲(森渡り)

→ TAKANAKA がクラムボンの中で一番好きな曲だということです。
私はこのタイトルを聞いてピンと連想したのが 宮沢賢治の「雪渡り」
という童話です。「森渡り」もやはりどこか童話っぽい歌詞でした。
3拍子の曲で、郁子ワールドに引き込まれます。♪遠い遠い世界から♪とか、
♪星や月や♪とか、♪神様のいたずら♪とか、♪けしの葉のチケットを
今夜も私にくださいな♪なんていうような歌詞でした。

ステージの上には TAKANAKA と郁子ちゃんだけでピンスポットを浴びて、
という構成も 静かで深い森の中にいるようで、そこでピュアな童話を
聞かされているみたいでした。キーボードをゆったりと丁寧に弾く
郁子ちゃん、前方の空を見つめながら歌う郁子ちゃんでした。

> 渚モデラート

→他メンバー再登場。「森渡り」の続きで、頭の中かポワーンとなった
状態から、イントロがピアノで始まるほぼオリジナルバージョンの渚は、
郁子ちゃんのボーカルがせつなげで新鮮でした。

> Pimienta(Hot Pepper)
> Godzilla Dream

→この辺から徐々に盛り上がっていきます。暗雲たちこめるような前奏で
テンポの速い Godzilla Dream。これも郁子ちゃんが歌うのかなーと思って
いたら、ボーカル無しだった。 TAKANAKA も歌のパートで郁子ちゃんの方を
向いたからそうだと思ったのだけど。

> Blue Lagoon

TAKANAKA 再びマイクを持ち、メンバー紹介して退場。ゲタオさん、
他のメンバーと握手を交わしたりしている。 TAKANAKA 多少気になるのか、
おなかを押さえるジェスチャー(?)をしながら退場。

> (アンコール)

> Super Band
> 家路


最後のMC。家路のラストで会場にCDと同じ麻衣ちゃんの声が響き渡った
為か、照れまくりの TAKANAKA。
「なんか照れくさいもんがあるなぁ(笑) 。」その後もしどろもどろである。
そして「大人の音楽を作りたいと思います。」と。(場内拍手)
客席から「お父さんがんばってー!」の声も。

> Ready To Fly

メンバーそれぞれ前に出て客席に向かって手を振りながら退場。
TAKANAKA はピックも汗拭き用のタオルも投げず。
やはり おなかを押さえるようなジェスチャーをして退場。




> 静かな曲では椅子に座られ、じっくり弾いておられました。

さすがプロというか、丁寧で正確なプレイに感心してました。

> #ゲタオさんの腰付きやステップ、そしてグルーブ感はとってもSexyでした。

そうなんですよー。ゲタオさん見てたら、ベース弾きながらの動きが
卑猥で・・・(笑) 。いやーん、恥ずかしいー!って両手で顔を
覆いながら、指と指の間からしっかり見てたんですけど・・・(^^)
(名古屋編に続く)

Hasta Luego.

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