ここは僕が自分の感じたままに書いてしまいますので違う意見の方もおられると思うの
ですが、それは仕方ありませんので僕にメールを下さい（笑）。

今、僕の掲示板でも話題になってるのですが、ピッキングですが、これはかなり強いと
思います。色んなビデオを見た限り「あの」ストロークであの振り降ろしの早さで弾く
と多分「モノすごく強い」ピッキングでしょう。僕は大先生を見てギターを覚えたと
言っても良いと思いますが、異常に強いピッキングになってしまいました（笑）。
ひとことで言えば「弦を引き裂く」ピッキングです。なので子供の頃から弦代がバカに
ならないぐらい切りまくります（苦笑）。聞くと「弦はチューニングやサビるまで使う
以外に切った事がない.....」とか言う人もいますが、僕は常に切れるのがギターを弾く
前提になってしまってます。で、ただ強いだけではなくて弦に対してかなり斜めにピック
が当たります。もちろん弱く弾く事もしますし、弦に平行に当てる事もありますが、歪ま
せて結構リズムのある曲を弾く時は「必ず」斜めになってしまいます。僕はブルースロック
が大好きなのですが、ブルースの人って割りと平行に当てて強く弾く人が多いみたいなので
「君のギターはブルースじゃない」とか言われてしまいます（笑）。

で、そうそう大先生のピッキングですね（滝汗）。大先生もビデオやライヴで見る限りは
かなり強くピックを斜めに当てて弾いていますね。これで「あの」音を出しているのか！？
でもクリーンで弱く弾く時はいろんな角度をつけて弾いていますし、色んなポジションで
弾いています。フロントを超えてネックのヘリあたりからブリッヂ付近までいろんな所で
弾いてますが、基本的なポジションはブリッヂに手の平の脇を当てて（？）リアピックアップ
の少し前で弾いてます。これだけで「あの」音が出るのか？？ん〜〜〜それだけではない
みたいです。高中大先生みたいなプロと僕みたいな超アマチュアとの違いはピッキングの
正確さにあると思います。僕みたいなのが弾くとこれだけ強いピッキングで弾くと音が
暴れてしまい非常にコントロールしづらくなります（笑）。が、大先生は非常に正確な
ピッキングなんです。あれだけのストロークであれだけの速さで弾くとなかなか1つ1つの
音を分離させるのは難しいのではないでしょうか？？僕の場合はリッチーブラックモアとか
入ってますので（笑）、ブラッシング気味で弾いていることもありますが、音がボケて
しまいます（苦）。そこが大先生との違いで大先生はひとつひとつの弦をバラして弾いてる
みたいです。なのでライヴでの「ラ プリミエール マース」とかではかなり正確＆強い
ピッキングでしかもキレイに聞こえます。時期的には７０年代終わり頃のサディスティクス
のライヴレコードなんかでは本当に強いピッキングだと思ってます。あのライヴレコード
は大好きなのでかなり聞きました。でも大先生の音って不思議なことに「硬く細い」音
だと思います。この時代は。今.......っと、言うか「サダージ」以降は「甘く太い」音だと
思います。もっと劇的に変わったのは「キャンアイシング」なのですが.....
例えて言いますと昔は「硬く細い棒みたいな」音。今は「太いスポンジみたいな」音だと
思ってます。なんで芯がなくなってしまったんやろ......多分これはアンプを使わなくなった
事が関係あるよーな......

ではこの続きはまた今度（すんません）。