麦草峠2001 -九死に一生スペシャル-
2001/9/22から2001/09/24に行われたBD CyclingMLのオフ会「麦草峠アタック2001」に参加してきました。

エピローグ

松原湖から野辺山まで輪行し、そこからとほ宿「こっつあんち」まで自走しました。

平らな道を少しの距離だったのでなんとか着きました。

おいしい夜ごはんをいただいて、温泉にいって、戻ってきてから酒盛り。

とても楽しい夜でした。

酒盛りといっても10時半くらいにお開き。私はふとんに入ってからすぐに寝てしまいました。

この頃になると、左足のつけねが腫れてきて多少痛かったです。

少し擦り傷もあったのですがキズドライで処置したせいか、温泉でお湯に使ってもしみることはありませんでした。

ふとんに入って寝るまでの間はすごく気持ちよく、「いいなぁ〜」と思っていました。

次の日はのんびりかな、と思っていたらまた峠を登るという話になっていたので、大丈夫かな、という不安がありました。

とりあえず、朝おきて体の具合をみてから考えようと思っていました。


朝、起きると右ひじが曲がったまま伸ばせません。

少しずつ動かしていると、だんだんうごくようになってきました。でも少し痛いかなという感じでした。

首の後ろが寝違えたように固くなっていました。これは衝撃によるものかもしれません。

あと上半身が異様に筋肉痛でした。足の疲れは割と平気な感じでした。

朝ごはんを食べてから、ちょっと考えて帰ることにしました。

その日、朝からかぜはるかさんも帰るという話で、韮崎まで自走しそこから輪行するとのことでした。

野辺山から輪行するのもなんとなく寂しいし、韮崎までは30キロほど下り基調だということなので、同行させてもらいました。

みんなと野辺山の駅前でわかれて韮崎方面に下っていきます。

このとき、少し惨めな気持ちでいたのですが、下り基調を30キロくらいで走りつつ野辺山から韮崎までにあるいろんな観光名所を通り過ぎていくたびに、

「次回はこっつあんちに泊まりつつ、こういうところに行く旅もいいなぁ」

と考えていました。野辺山まで輪行して野辺山の観光をし、次の日は韮崎方面に下りつつ途中の名所を回る、、、なんて楽しいかもと思いました。


韮崎まではずっと下りでした。結構スピードも出てしまい、それでいて交通量も多いので麦草の下りとは違った怖さもありました。

走りながら、

「下りも自分のペースでゆっくりいけば危なくないし、大丈夫だな」

と考えられるようになりました。

かぜはるかさんがペースをあわせてくれていたので、車間距離をとりつつゆっくりと下ることができました。

転倒したときミキさんが「車間距離って大事なんですよ。前の人が転んでも避けれますからね」といってたのを考えていました。

途中富士山が綺麗に見えたので、写真をとったりしてなかなか楽しい下りでした。


韮崎につき、鈍行の八王子行きに乗ります。

途中でその駅発の特急かいじが待っていたので、奮発して乗り換えることにし駅弁を買ってのんびりしました。

かいじで窓の外を見ながら、麦草での登りを思いだしていました。

登りはとにかく楽しかった。晴れていて日差しがあって、だけど空気は冷たくて、自分の体は熱くて。

下りはあんなことがあったけど、注意すれば同じようにはならないだろう。

また登ってみたい。来年はきっともっと早く登れる。楽しく下れる。




既に私の心は来年の麦草峠アタックにあります。

来年、8月末に区切りの年齢を迎えてしまうのですが、是非そのまえにもう一度アタックしたい

そう考えています

待っていろ麦草峠!

 

 

〜スペシャルサンクス〜

ミキさん:転倒直後いろいろお世話になりました。ミキさんがいなかったらどうなっていたかわかりません(汗)
かぜはるかさん:最後にかぜさんと韮崎まで走ったおかげで、全てが救われた気がします。ありがとうございました。
おのさん:また来年、麦草峠イベント楽しみにしています。
吉田さん:吉田さんのレポートを読んだときから俺もレポートを!と考えていました。
須藤さん:2泊目を交代していただいてありがとうございました。1泊目の夜に交代を申し込んでいたら須藤さんもっとお酒が飲めたのにな、と反省しています(笑)
たかさん:転倒の先輩ということで(汗)いろいろ励ましていただいてありがとうございます。
他、一緒に登った麦草erのみなさま:いろいろご迷惑をおかけしました。また来年!
レポートを楽しみにしていたみなさま:遅くなりましてごめんなさい,m(_ _)m,