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Last update : 2000 01/31
活動日誌
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1月30日

PHSが昨晩「0630イツモノバショ」なる暗号電波を傍受したので、 相棒と待ち合わせて朝からサンシャインクリエイションへ。 池袋イベントはサンシャインビルとプリンスホテルの間で入場を待たねばならない。 ビル風が寒くて仕方がない。 しかも今日の朝は文字どおり歯の根の合わない寒さで、 0740時から1100時までで相当体力を消耗してしまった。
入場するや俺の合格祈願お守りと相棒の無病息災お守りを購入。 ついでにお土産で18なさくら本も購入。 デフォ買い確定済みの本と冬の買い残しをざくざく購入。 してるうちに砲弾が心細くなったので、良く狙って撃つことにする。 1140時、12時よりコピー誌販売のサークルに並ぶことにする。 大体「販売開始予定時刻より早く行く時間=(サークル知名度*イベント規模*発行部数)+俺的萌え度」 で決定される。 今回は変数の選定がうまく行った。 前から15番目に並ぶや否や後ろの列が凄まじい勢いで伸び出したのである。 並んでる最中に相棒から「コピーシハンバイ12ジ」なる電文を受信し、 予定部数をオーバーしていること確実とみて俺の本気で欲しいコピー誌を買ってきてもらう。 PHS便利だわ。
13時からのコピー誌販売を待つあいだにぐるぐる回っていると、 172ページよーこさん本を発見。 再録本なので持っている部分もあるのだが、「漢たる者」即千金即決。 こういう漢気に溢れたサークルさんの作られる本は大好きである。 13時からのコピー誌もブラウン運動ののち購入成功。 同書中のさゆりん小説が今回最萌え。

いつもの面子が集まり、スケブ回収待ちの間だべったりした後でアキハバラへ。
こないだ買った「夕焼け」のテレカ引き換え券を引き換えにである。 店に入ると「ばらえてぃたくちくす」が販売になっている。 今月の残り食費はいささか苦しい。 10000本限定でも中古があろうかとも考える。 ふとパッケージをひっくり返し、右下の方に目が行き、大阪遠征資金との相談を始める。 「これまで餓死したことはない以上、これからもすることはあるまい」と購入決定。

どうにでもなるっしょ。


1月29日

県立川崎に行くかとも思ったものの、原付で行く道のりのは遠くあまりにも寒い。 マリタイムで600円払うことにする。
行ってみると、日本丸は整備工事中とかで見学できなくなっていた。 おかげで入場料、400円に値下がっている。 日本丸は200円でマリタイムは400円なのかいなと思いつつ中へ。
「本邦〜」にE型戦標船566隻の要目がないので、各社社史を当ってみることにする。 造船会社の社史は既に調べてある。 播磨の社史には松の浦建造分が掲載されていた。 三菱は若松の存在を忘れたらしく、建造船舶一覧に若松造船所の項目がない。 東京造船所は石川島の社史に有りそうなもので、やっぱりなかった。 川南は社史を出す前に潰れたのか何なのか、社史を発見できず。 その他の数社分は手に入ったが、これでは腹の足しにならない。
よってからに海運会社の社史を調べるのである。 日本郵船。当然載っている。 戦争を生き残ったE型戦標船は、昭和30年くらいまでに全部売り払ったらしい。 さすが世界のNYK。 川崎汽船、大阪商船、飯野海運…と掲載があったが、三井が書いてくれてない。 これも運命か。
でも某海運会社は一族の系図を書いてくれていたな。 船の名前より創業者の先祖の方が大事らしい。
そんなわけで、入場料400円とコピー代340円を代償として94隻の要目が判明。 現在約250隻判明。日暮レテ道猶ホ遠シ。


1月28日

やっぱOCRお馬鹿。 修正作業に時間がかかり過ぎるのである。 「日東鉱汽船」などと読み取られた日には、作業やめて寝たくなる。
よって超手打ち込み作業開始。
即ち「本邦建造船要目表(1868-1945)」の戦標船データをExcelに ぱしぱしぱしぱし打つわけなんだけど、 1隻のデータが25項目、E型戦標船がないので隻数は500くらい。 その積は12500セル。
こんなアホなことをした奴が他にいるとも思えないので、 夏には本に載ってる分とは別に、 このデータをFDに詰めて売ってしまうことに決定。 ついでにHPからDL出来るようにしてしまおう。 売る分には「HPでDLできます」とか書いておけば、まぁいいだろう。 値段は実費分でいいや。 売れ残りはFORMATしちゃえば良いし。

終わるならですけど


1月27日

夏の本「大造船物語」は、だいたい戦標船略史、戦標船各型の要目と概略配置、 戦標船船名録、造船所関連、といったあたりで資料をまとめるつもりらしい。 よって船名録の作業をやろうかと思ってみた。 各船で公試速力とかが異なるので、要目も付けたい。 だがしかし、手元に資料があるだけで500隻くらいいる。 1隻1分間で打ち込んでも8時間かかる。 実際はその数倍はかかると見た。
人間のする仕事ではないので当サークル構成員その3に発注することも考えた。 危ういところで世の中にOCRというものがあることを思い出し、駄目元といじってみる。 それなりにお馬鹿なので人力修正はかなり大変そうだが、 案外使えそうな感触を得た。
取りあえず資料のスキャンとOCRを済ませて、これから大修正作業を行わなくてはならないけど、さて。


1月23日

Leaf即売会のLeaf2000で蒲田のPioへ。
相棒と「Pio時間いつもの場所」で待ち合わせ。 奴の高校時代の友達たる方が、ブックマートに握手会で行くとて地元 (N県M市。漢だ。)からいらしていて、 川崎まで御一緒する。その後は台本通りに進行し、0830時にPio着。 着いてみればお知り合いの方と一緒になる。 これもいつも通りだ。
11時開場。 「冬からひと月経ってないのに新刊あるわけないでしょ」ということで 専らコピー誌買いを中心に歩き回る。 こういう時は新規サークル発掘のチャンスなのだが、 格別の出物はなかった。
つらつらだべりつつ、握手会も終わったであろうと神保町に向かい、合流を果たす。 この辺はオモテ に書いといたので省略。三省堂にて絵の描き方本の棚の前にずっといたことは書いてないが。
場所をアキバに移し、ラジ館4F海洋堂へ。 何でもチョコレートに入った「日本の動物シリーズフィギュア」を集めておられるそうなのである。 漢の心を理解する私は、喜んで協力することにする。 要はチョコを食うだけだが、実に甘い。 蜂蜜練乳ワッフルやMAXコーヒーすら「甘くておいしいです」で片付けられる私にも甘過ぎた。 この中身を集めるとは、やはり漢だ。
チョコ3個による血糖値の上がり過ぎか、胸やけを起こしつつ池袋へ。 即売会で御一緒した皆さんとメシを食うためである。 8名様ジョナご案内で、もさもさ食って毒トークに花が咲く。
食後はデフォで音ゲーなので、向かいの虎穴書店で暇を潰す。 この辺もオモテ に書いといたので省略。危険を感じて3Fに行くのを諦めたことは書いてないが。
ヨコハマ組は10時半の電車で帰ったのだが、残った皆さんは終電まで遊んでゆくとのこと。 社会人て元気なんだなぁ。


1月22日

再び県立川崎へ。
出来るだけ30(円/枚)のコピーは取りたくない。 借り出して外でコピーしたいのである。 しかして社史というのは重いものゆえ、高いコピーを取ることを余儀なくされる。
ふと息抜きに隣の川崎競輪場に迷い込むと、 競馬場と違っておっさんばっかでいささかおっかなかった。


1月20日

再び学科の図書室にこもる。
奥の方の棚に、雑誌「船舶」のバックナンバーがあったことに狂喜、 昭和17年〜21年分を一気に借りることにする。 「戦時造船史」に名前が出ていたので探していたのが、 こんな身近で埃をかぶっているとは。
コピーしようとすると、昭和17年からどんどん紙が悪くなって行き、 昭和20年に入ると触っただけでぽろぽろちぎれて開くことも困難だったり、 紙不足で毎月発行が隔月発行になり、遂に発行元が空襲で焼けて休刊になってたりする。
こんな環境でフネ造ってた我々の先輩達は、敬意を払うに価すると思うのだ。


1月13日

県立川崎図書館へ。 ここは県立横浜が文化・社会中心なのに対して、自然・技術中心なのである。 とは言え目当ては4F書庫の各社社史コレクションだったりする。
社史というのも面白いもので、各社の姿勢がどうしても出ている気がする。
某M社は戦前、戦後3社時代、合併後、&各造船所の歴史、船舶写真集、など、 内容の充実した社史を馬に食わせるほど作っている。さすがM社である。
I○Iは合併前の両社の社史があり、播○の社史は技術的側面からの記述が多くて興味深いし、 石○島の社史はクレーンに妙に詳しい。
川○重工は割とスマートな感じで、2冊目の社史は「この時代より前は前に出した社史を見てね」 という姿勢だったりして良い感じだ。
浦○船渠は表紙を開くといきなり榎本武揚だったりする。
三○造船は歴史が短い分、内容が濃くて好感が持てる。
N○Kは社史そのものは充実しているのだが、何せ鉄屋だけあって造船事業の記述が少ない。 造船部門は車内でも肩身が狭そうだし仕方あるまい。
ちと使えないのが日○造船で、70周年頃から5年おきに社史を出す勢いなのだが 少々内容が物足りない。特に80周年以降のものは資料が載ってないためでんでん使えない。 やっぱり(中略)だから…。
もっとも、某中手同族造船所などは創業者一族の業績を述べるに終始していたりする。 それでも中小では社史を出してるだけマシなくらいだ。
社史で就職先を選ぶことも不可能ではないなと思いつつ、 1枚30円の高いコピーを取りまくって帰ったのだった。


1月12日

学科の図書室にこもる。 造船学科だけあって資料はそこそこあるわけで、4冊ほど借りることにする。
「海軍艦艇技術概要(上・下)」
漁船の棚に置いてあったので、入学以来5年にして始めてここにあるのに気付いた。 この近辺だと川崎中央まで行かないと置いてない。大変有り難いことである。 今まで借りた人、なし。
「本邦建造船要目表 1868-1945」
明治から敗戦までの我が国建造船舶の要目表なのだが、 惜しい哉、1000総トン以上の船しか載っていない。 つまり戦標船E型は出ていないわけである。 大体にして、戦標船は船名すらよくわからない。 逆に言えば戦標船全船の船名と要目をまとめた資料は恐らく世に出ていない。 それを作ればそれだけで売る価値が出るかな、などと思ってみたりする。 これも今まで借りた人、なし。
「建艦秘話」
庭田調査団とか三井の戦標船月産3隻とかが目当てで借りる。 「大和から漁船まで」が合い言葉の人だけあって実に面白い本なのだが、 私の前に借りたのは5年前の私である。
まぁ…みんなフネ嫌いだから…ここは本当に造船学科なのだろうか?


1月11日

久しぶりにまともな時間に大学に行ったので、中央図書館の書庫に潜ることにする。 期待はしていなかったけどやはりめぼしい物はない。 もっとも、「帝国議会海軍関連議事速記録」とか、その気と根性があれば使えそうなブツが発見できたのでよしとする。


1月10日

市立中央図書館に資料探索に行ったところ、月曜日でお休み。 県立横浜は行くまでもないし、県立川崎は遠いので書庫が閉まるまでに何程の事も出来そうにない。 地図を眺めていたらMM21(みつ○し丸儲け21世紀)にマリタイムミュージアムがあることを思い出す。
「ここでフネ造ってたって知ってる奴はどれだけいるのだろう」と無駄な想いを抱きながら、 旧三菱横浜第一船渠わきを歩く。 600円払ってマリタイムミュージアムへ。 中に図書室があり、船舶海洋の使える本が揃っているのだ。
で、水雷艇関係と戦標船関係の本を漁っていた目が、 文芸(もちろん海洋モノ)の棚の前で停まってしまう。
「うひょ〜っ、C.S.フォレスターがたくさんあるぅ〜っ! おおうっ、ラミジ艦長シリーズが全巻揃ってるぅ〜っ!」
ついついやっているうちに閉室時刻の1615時が来てしまい、 今日のところは何があるかを確認しただけで終わってしまった。
ここはものは揃ってるし、フネ気分を満喫できるし、非常に良いところだと思う。 んが、貧乏学生には入館料600円が隘路なんだなぁ・・・。

BlueLine_2 玄関へ

Constructed by Kyosuke Fujiwara ,in 1999.