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Last update : 2000 11/06
活動日誌
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10月29日 レヴォとその後。

コミック・レヴォリューション。 池袋サンシャインシティで開催される、 本邦有数の同人誌即売会である。

結局1時間半ほどしか寝られなかったものの、 例によって碧海と同道して池袋着。
一般待機列は冷たい雨とビル風の地獄であった。 碧海のくれたサークル入場証に感謝しつつ、入場する。 会場内に入ると、「*つ*さんに並んで下さい」とか 「*た*さんに並んでくれ」とかの恐ろしい提案を受けるが、 こんなところで圧死すると親が部屋の中を見て泣くので ありがたく却下させて頂く。

お買物戦略を立てるうちに開場。 上下左右中の5部屋のうち、右の間を制覇する。
続いて下の間経由で中の間に行こうとするが... いったん外に出て下の間に入るまで 振りそぼる雨の中、1時間近くを要したのであった。 下の間、そこは漢共が蠢きひしめき合うえろーすの世界。 例によって空気の濃度の薄さと瘴気の濃度の濃さに辟易して 早々に退散する。その前に今夏に割と近くにいらした 某サークルさん(この日記を読むような人はミリタリと認識してると思う)の Kanon本の購入に成功していたりはする。
で、中の間に行って買うべき物を買って出ようとすると... 中の間から外へ出る列、本日最大手。 これまた1時間近くを要して外に出、上の間に向かう。
本日1軒だけのミリタリサークルさんに伺って新刊購入、 実は顔見知りだったりするので「混凝土」 な話などしてお邪魔してしまう。
然る後にサークルスペースに凱旋。えくとぷらずむを出しつつ 椅子に感謝しつつ売り子代理。
ここで、まぁ色々あったのだが。要するに。
隣のサークルに迷惑をかけるな。 以上。

イベント終了後、お知り合いの方々と共に 神田へと向かう。
目的地は「蔵 太平山」。こう書けばわかる人にはわかる、 近来一部で知名度急上昇中の飲み屋である。 要するに日曜だけは(何故か) 店員さんがコスな飲み屋さんなのである。
開店時刻を前にして、店の前に並ぶ。
明らかに先ほどまでも同じ場所にいたとしか思えない面が 列をなしている。我々はやや出遅れたので、 入れるかどうかが微妙な位置である。
開店時刻。
列の先頭から順々に店内に吸い込まれて行き、 テーブルへと案内されている。 我々もそれに従って店へと通じる狭い階段を降りて行き、店内に入った。 我れらが直前の集団まで卓につき、我々も案内されるのを待つばかりである。 おお。Kanonコスのおねいちゃんがたちはたらいておる。
で、我々的には視野の外にいた男性店員が近付いてきて、
「すいません。お席の方が一杯になってしまって...。 3時間ほどお待ち頂くことになりますが...。」
大敗。
流石にそこまでの根性はないので、おとなしく向いの「普通な」 飲み屋で飲むことにする。

呑んで酒の入った勢いで、「同人サークルとは如何にあるべきか」 というような内容のトークを繰り広げる。(実際はそうでもないんだけど、 纏めて文字にしたらこうなる)
最近、自分の中の艦船趣味と艦船同人の関係で思うところがなきにしも あらずだったのだが、人と話してついでに多少の毒も吐いたので 非常に心がすっきりしたのであった。

その後にアキバに寄り、帰宅。
横浜駅からの終バスは、既になかった。


10月28日 某所とその後。

じゃむ猫さんからお誘いを受けたので、某所に行く。
某所に到着すると、机の上で調べ物中の猫さんと、 奥のコピー機で紙束を造っている寺西さんの姿があった。 寺西さんは「喪われし技術を復興する崇高な作業」 中である。
猫さんからコンクリートな資料を貰う。 主に海軍で建造したコンクリート製被曳航油槽船ネタである。 これまでに集めてきた資料では、「海軍を中心に雑船が建造され」 となっている部分のまともな資料である。
うひょぅ♪

神保町に寄ったり何だりの上、秋葉に向かう。 この面子で秋葉に行って、「Linuxが〜」とか、「ネットワークが〜」とかなかなか 高度な内容の会話がなされてしまうのも妙なものである。
寺西さんが周辺機器を買われるとかで、あっちこっちの店を見て回る。 寺西さんに付く形容詞は「大人買い」なのであって、 「足で稼ぐ」寺西さんは始めてである。 いや、本日は珍しいものを。

でもって久しぶりに家族で飯でも食うか、という予定があったので 失礼して新宿に向かう。しゃぶしゃぶ食い放題という有り難い趣向にもかかわらず、 ビール1杯で酔っ払って寝込んでしまって 勿体無かったのである。
食後にケーキでも食いながらコーヒーでも飲みながら 家族でだべる。
親爺(ゼネコン技術者)に「コンクリートの養生とはなんであるか?」 と聞いてみるなど、家族の心温まる会話が 交わされたのであった。

その後、帰って翌日の準備。
原稿が早めに終わっていたので、 製本終了が午前1時5分と早期竣工記録を更新する。
その後でログチェックを始めたところ、 2時間近くかかってしまって大変であった。


10月27日 観艦式。

研究室の友達と先輩が観艦式予行の券を回してくれたので、 朝から横須賀へと向かう。 本来は「かしま」の予定だったのだが、 コドモの事情により「くらま」になる。 「かしま」だったら観閲部隊3番艦、 つまり御召艦の直後で超絶に良い席だったのだが、 まぁ仕方あるまいか。

車でヨコハマを出発、でもって横横道路出口で渋滞、 更に駐車場がなくて四苦八苦。 三笠公園前に停めて長浦の「くらま」に着いたのが 集合10分前というぎりぎりさであった。

0830時、受閲部隊第2隊を率いて「くらま」が出港する。早速だが海風が寒い。 DDHはヘリ格納庫が巨大なので、 あったかい場所が広くて有り難くはある。
現地まで3時間ほどあるので、艦内を探検したり 開放された士官室で休憩したり艦内神社を参拝したり して過ごす。

そろそろ目的地が近付いたので、艦橋に上がってみる。 もともと狭い艦橋に見学者まで詰め込んで烈しく狭隘ではあるが、 舵輪手の直後に陣取って見学することにする。
観艦式挙行海域たる相模湾、 数十の我が艨艟が満ち満ちてまさに海面を圧するが如きである。 曇天強風なるも波高からず、 お陰でローリングが少なくて助かる。
観閲開始30分前。
先を行く受閲部隊第1部隊(「あめ」型護衛艦4隻よりなる)が、 先頭艦から順次右舷180度回頭を開始している。 続いて「くらま」も面舵を切る。
「面舵15度」舵輪を回すや艦体は僅かに右舷に傾斜する。 続いて景色が左に回り始め、艦体が左舷へ急傾斜。 「面舵20度」遠心力を発生させながら艦は180度回頭を終了し、 再び目の前の「きりさめ」の航跡に続くのである。
あ〜。見に来て良かった。
転舵時の船体の挙動もカラダで分かったしね。

観閲第1部隊と観閲第2部隊の艦列の間を、「くらま」は行く。 非常に勇壮な眺めである。 向かって左の護衛艦の列の方に人が集まるので、 向かって右の支援艦艇が好きな私は大喜び。

然る後、訓練展示。
火を噴く54口径127ミリ砲。4発目を撃った後、 砲口から環型渦が飛んで行くのが見えて興味深かった。
US-1、SH-60J、P3Cが、轟音を響かせつつ 編隊を組んでフライパスして行く。
ボフォース発射!着水!爆発!水面を伝播してきた衝撃波が舷側を登り、 足元の甲板を振動させる。
エアクッション艇、速いぞ。ミサイル艇、 そんなに速くて良いのか。

大はしゃぎのうちに日程が終了し、 帰りは疲れて士官室で寝ていたのであった。


10月26日 散財日記。

前の晩に何気なく寺西さんからお電話を頂いたので、 何となく公文書館へ行く。
公文書館は初めてである。取りあえず目録を漁り続ける。 午前中は「隼鷹」「飛鷹」の速力公試の 記録くらいしかめぼしい物はなかった。
飯を食って午後、何気なく出してきた 戦時中の船舶運航関係者のノートと思われるブツ。 ひたすら船名、総トン数、載貨重量トン数、etc...が延々と書き込まれている。 当然と言えば当然だが、改Eも数百隻の記載がある。
改E型はこれまで調べてきた中では各船の要目が載っている物はほぼ皆無 (播磨松浦建造船のみは社史に纏められている)だったので、 かなり一大発見かもしれない。
コピーを取るのが財政的に不可能なので、 今度写しに来よう。

でもって寺西家に移動。 「軍艦基本計画資料」を写しまくる。
写しながら思ったのだが、艦艇の基本設計数値がずらずらひたすら 並んでいるだけのこの本、 滅茶苦茶欲しい。
寺西さんがおっしゃるには「海軍造船技術概要は品切れだけど、 こちらの方は版元に在庫があるかもしれませんよ。」 とのことであった。即ち三省堂に向かう。

神保町は三省堂本店に入ると、 寺西さんが「サービスカウンターで目録から調べて在庫確認の上発注」 を発動する。なるほど。然るべき本とはこうやって買う物なのである。 また一つ賢くなってしまったぜ。
「今日の話題社」に在庫があったらしい。 寺西さんが所有されている本を私が買い取り、 寺西さんが新しく買う、という形で譲って頂く。 価格は\12000。滅茶苦茶 安しい。

でもって「定置網」こと文華へ。 何やら見掛けない本が妙に沢山あり、寺西さんが「これは買いでしょう」 攻撃を発動させているのを横目にじっと我慢の子。
さらに「定置網その2」こと明倫館へ。 地下で古い造船学書なぞ漁っていると、 足元に「理論船舶工学」上中下巻揃\6500が。
この本は戦後の日本造船界の造船学の基本図書その1、 とでもいうべき本で、例えば今年のMOTやらJDAやらの造船職試験問題は この本で勉強した人が作って この本で勉強した人間が受かっているわけである。
う〜。今は学科の図書室で借りたやつで済ましてるけど、 卒業後も手元に置いておきたいし...。
ほらやっぱ、いちおう造船関係の職種だから仕事で 要るかも知んないし...
確か新刊で買うとこの数倍はするんだよなぁ...。
買ってしまうか買わざるまいかそれなりに悩んでみたので 寺西さんに聞いてみ(中略)だけ無駄だった気もする。
ということでさくっと購入。 何故か\6500の筈が\6000になってたので買って正解か。

でもって飯食って帰る。

本日のヨコハマ造船所債務残高: \22000(寺西銀行より借入)
本日のヨコハマ造船所債権残高: \17000(主に萌え系関連会社へ貸出)


10月22日 えたかの。

本日はKeyオンリー即売会の Eternal Kanon 2であった。

今回は碧海がサークル参加で、3日前に原稿依頼を受けたり、 翌日までの間に私には不可能であることが判明して諦めたり、 前日は珍しくも(当日の)午前1時半にはブツが完成していたり、 遠足前のガキのように妙に寝付けなくて実質徹夜だったり、 例によって始まる前から色々あった訳である。

午前8時半、集合時刻にヨコハマ駅某所の集合場所にて煙草を喫していたところ、 電話機が碧海からの着信を伝えてきた。
碧海:「ごめ〜ん。今起きた。」
朝から多難の予感が倍増する。

暇なのでkinko'sに行ってみる。 手元にあるA1図面のコピー代を見に行こうと思ったのである。 店内では、いかにも徹夜明け風な女性2人が「何か」をコピーしたり、 折ったり、ホチキス止めしたりしていた。 明るく爽やかな、日曜の朝らしい光景であった。

体力温存とカフェイン補給の目的を兼ね、ドトールで待つことしばし。 碧海登場。私は日頃が日頃だけに寝坊には寛大であり、 朝の挨拶はおはようだよもそこそこに即座に出発する。 何と言ってもサークル入場終了時刻は1020時、 やや時間がないのである。

1010時、無事会場入りする。
都産貿前では漢共の列がとぐろを巻いている。
今日も予想通り混みそうである。

碧海が知り合いのサークルさんと合体で申し込んでいたため、 お隣はかなり知り合いである。和やかにスペースの準備をしたり、 買物の発注を受けたりする。

1100時、開場すなわち戦闘開始。
今回は会場内に基地が設営されているため、 燃料・備品を局限まで降ろして出撃する。 とりあえず第1の目的のサークルさんへ。
わし:「すみません、新刊6冊とカレンダー7つ下さい。」
売り娘さん:「9500円になります。」
ずびばぜん。こんなに受注するとは思ってませんでした。 つーかよくお金足りましたな。

一般入場者が次々と突入してくる中、 数多のお目当てサークルさんで片っ端から買物をし、 昼前には予定通り買物を終わる。
で、来月開催の某イベントのカタログの時限発売に並ぶことにする。 今回のカタログ事前発売にあたり、7人の有名作家様の絵付きマグカップ 各15個のおまけが付くのである。 然るべき辺りで人間団子の一員となり然るべく動き、 先頭20人目の位置を得る。発売開始になって判明したのだが、 誰の絵かは選べないのである。即ち運次第。 順番が来る。何か考えるのも無駄ゆえ適当に買う。
箱を開けてみると、カップに描いてあった絵は...。
あ〜。 雅さんだ〜。
大当たり。
多分今年分全ての運を使ってしまう位の出来事である。 冬に落ちても困るので、当該カップは碧海に進呈した。 やれやれ。

で、2つばかりコピー誌列に並んで首尾良く之を得たり、 流石に疲れたので、碧海のスペース内で「椅子サイコー」と叫びながら エクトプラズムを吐いたりして熱い一日が終わったのであった。


10月16日 資料漁り。

学科の図書室に足が向いたので、所蔵資料の探索をする。
取りあえず「造船協会会報」から手を着ける。 (「造船学会会報」でないあたり、 現代を生きる造船学科の学生として既にナニである。)
まずは、手元にある総目次から 複写したい論文をピックアップしてみた。

「宮原式汽缶」宮原二郎、 ふむ。これはお世話になっているあの方に...。
「鐵筋混凝土船」、おお。これは何としてもコピーだな。
「水面滑走体の特殊底面形状に就て」うん、滑走艇と言えば魚雷艇、 これもコピーしておくべきか。
「高速艦船の主要寸法及び船型の選定法に就て」八代準、 うむ。これは「吹雪」以降の海軍高速艦艇の船型決定に関する 資料に違いない。確か。 無論コピでしょ。
・・・・・・
・・・・・・・・・
ええい。こんなにコピーできるかボケぇっ!
しかももうすぐ閉室時間ではないかっ!
止むを得ざる事情と認められたので、 混凝土な論文3本だけをコピーする。
・・・・・・
・・・・・・・・・

「第一国策丸」を見付けた!
一般配置図を手に入れた!
線図を手に入れた!
中央横切断面図を手に入れた!

いやっほう♪


10月14日 趣味のプログラミング。

研究室に行っても今一つ研究意欲が湧かない(いつものこと)ので 「理論船舶工学 上巻」(大串雅信 著/海文堂) を読み耽って造船力を高めていたところ、 案外簡単にBMを推算できそうなことに気付く。
そう言えば日曜のお茶会で寺西さんが「GM計算するプログラム造りましょう。」 とおっしゃっていたなぁ。 BMを計算するためには線図上で200点ばかり 長さを測らねばならないので躊躇していたのだが、 これなら23点も測定すれば良かろう。
そのままコンピュータと向かい合ってプログラミング開始。 GUIばりばりなプログラムなぞお呼びでないので、 「古代語」FORTRANで研究用数値計算プログラムちっくなソースを書き、 適当にコンパイル。非常に珍しいことに一発で走る。

あっ、できちゃった。

それから取説を書いたのだが、これが一番めんどくさかった。 世間では「マニュアルを書く能力」なんてもんが求められているらしいが、 それもまた無辺なる哉、と実感してしまった。
部屋に帰って「眞鶴」の線図から値を測定して計算したところ、 結構いい数字が出た。満足。

というわけで技報簡易型GM推算ツール"ysgm"に置いておくので、 物好きな方はDLしてみて下さい。
(そんなに使えまくる代物ではないので、 あんま期待しない方が良いですよ。)


更新ついでに「カウンタ」を付けてみる。 いや、このWebサイトにどのくらい人が来ているのか、 下世話な興味が湧いたもので。 もっとCGIいぢって大変なのかと思っていたら、 異常に簡単で拍子抜け。


10月13日 合否未定。

と、いうわけで。
冬の受付確認葉書が当局より来着。
と言っても合否には全く関係ないらしいのだが。
みりたりは殆どが夏冬のみしか場所がないから、 1回落ちると辛そうなんだよね...。 18禁ゲームジャンルなんぞでは文字どおり毎週のようにイベントがあるので、 羨ましい限りだ。

それはそうと、「平底船型?」が冬の「海防資料研究会報」に掲載して貰えそう。
今の我がテーマは「戦時標準船」と「造船学的に見た日本駆逐艦の船型」...ということにしている。 戦標は「現在の日本造船界は何処から来たものなのか?」という、 個人的な興味に基づくもので、何か書くとするとそれは「シーズ指向」のブツになる。 それに対して駆逐艦は、「帝国海軍艦艇研究の一助を担いたい」という 野望に基づくものなので、何か書くときは「ニーズ指向」にしたいと思っている。 (とは言っても、やっぱ自分で面白くないことはやる筈もないけど。)
ということで、何か「こーいうモンが読みたい/書け」というご希望のある方、 ご遠慮なくメール/お茶会で。
ただし、私が興を覚えない題材とか、力不足で物理的にどうしようもない題材は無理ですがね。


10月9日 高嶺の花。

Kanonサブキャラオンリーの「高嶺の花」に出撃。
雨がざかざか降っているので、開場頃に着くように出る。 お目当ての本は50部しか刷ってなかったとかで既に完売で、 まぁそれほど新刊を出しているサークルがあるわけでもなし、 すぐに買物が終わる。
コピー誌の列に幾つか並んだりしたあと、 お知り合いのサークルさんのスペース内に侵入して、だべる。 サークル代表の方のところへ色々な方がご挨拶にいらっしゃり、 「進呈」されてゆく新刊を見ては欲しくなって買いに走ったりする。
まぁ、割とおとなしく終わったかな。


10月8日 off.

東江戸川工廠 off会おっきゅぱいど ばい 海防研に参加する。
参加者は主宰のじゃむ猫さん、寺西さん、志郎さん、Zidさん、私、で5名。 何か割といつものメンバーなのだけれど、 Zidさんとまともにお会いするのは始めてなので、俺的にはOKてことで。
集合した後に靖国神社内の資料館やら何やらに行く ことになっていたのだが、紆余曲折の末、「この面子で行ってもねぇ」ということになり、転進する。 境内で最も通過に時間がかかったのが、泰麺鉄道を走っていた蒸気機関車の前だったのは結構謎。

で、飯を食って某所へ。
ここに入るとみんな、目の色が変わる変わる(含俺)。 今日の私の目的は「昭和初期の船舶復元力に関する知見は如何程のものであったのか」 というあたりを調べていたらしい。 結構いろいろ出て来て、冬に向けて一歩前進て感じ。 寺西さんに「喪なわれし技術を復旧する国家百年の大計」の作業者に任命され、 予算をすぱっと渡される。相変わらず大人だ。

で、池袋へ。 道中でZidさんからお聞きした「日本陸軍聯隊旗物語」が大変面白かった、 というか実に笑えました。

池袋は「定置網」こと西山洋書池袋店へ。 早速志郎さんが網にかかっているのを横目に、 店内最奥床上の段ボール内の探索を開始する。
ソナー感あり。駆逐艦「神風」「峯風」「三日月」「橘」4隻の線図よりなる駆逐隊の模様。 ...どうやら本艦も捕まってしまったらしい。
攻撃すれば魚雷が底をつくかも知れん。 しかし、今攻撃せねば再度の会敵はないかもしれない。 連合軍司令部の意向を質したところ、「買っちゃえ買っちゃえ♪」という意見が大勢を占める模様であった。 ...この人達に聞くだけ無駄だった気もするけど。 まぁ日本駆逐艦の船型の変遷には俄然興味が湧いて来ているところだし、 すぱっと「95式福沢魚雷」を発射し、4隻とも仕留める。 そのうち「日本駆逐艦船型史」でも出して取り返すことにしよう(←そんなに売れないと思うぞ)。

でもって手近なファミレスに入り、軍事だべりを開始する。 店側は「メインディッシュだけ持って来てフォークもなしでどうやって食えや」攻撃、 「1つだけ遅れて来た俺のハンバーグは冷まってる」攻撃、 「ご注文の品は猫さんのライスだけ持って来ない」攻撃、 「お会計は間違って2000円多く請求してました」攻撃などで神聖なる軍事トークを妨害する。 こちらも反撃のため4時間にわたって居座り、大変楽しくだべったのでまぁ良しとしよう。


10月7日 平底船型?

冬に某所に委託するつもりの原稿を書こうかと思って日本駆逐艦の要目をいじっていたところ、 ちょっと面白いグラフが出来てしまう。 以前某誌で「若竹」と「吹雪」を比較して「特にひらべったくなっているわけではないよ」 との記述を見て以来の疑問が解消されてしまう。
仕方がないので技報「平底船型?」と題する駄文を書いてみる。

よかったら批評・感想をお寄せ下さいってことで。

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Constructed by Kyosuke Fujiwara ,in 1999.