MTB基礎知識


XCクロスカントリー
フレーム本体に機械的なサスペンション機構をもたないハードテール。(硬いおしり)や リジッド(硬い)と呼ばれるフレームを基本に、ソフトテール(フレームのしなりを利用したサスペンション)タイプ トラベルの短いスイングアームを持つサスペンションフレームを指す。総じて、ペダリング時にロスを最小限に押さえ レースを主眼にしたフロントフロントサスペンションを標準装備したものをクロスカントリーとした。


DHダウンヒル
前後にサスペンション機構を持ち、下りの走行を主眼においたロングトラベルサスペンションを装備したもの。 乗り手のレベルにもよるが、リア6インチ、フロント4インチ以上数値が一応の目安になるだろう。チェーンリングが シングル仕様のものは明らかにダウンヒル走行のみに限定された製品。同時に曲げ加工の施されたアップハンドルや 大型のサドル・プラットホームタイプのペダルなどはダウンヒルバイクを特徴づけるパーツ。


DSデュアルスラローム
基本的にハードテールのフロントサスペンション仕様のバイクを指す。優れたスラロームバイククロスカントリーバイクは 、優れたスラロームバイクであることが多い。というのも、現在、市場に出回っているスラローム専用に設計されたフレームは きわめて少なく、多くのライダーはレース向けのクロカンフレームの一回り(2インチほど)小さいものを使用しているというのが 現状です。まずはフアクトリーチームに所属するライダーをチェックしてみては?


TUツーリング
ツーリングには大まかに分けて2系統ある。1つは伝統的なランドナーの流れをくむ、長距離の宿泊を中心としたもの。 一方は、日帰りなどで特定の林道やトレール(不整地、登山道など全般を指す)をスポット的に走る方法である。 ランドナー系は、フレームにキャリヤ(荷台)を取り付けるためのダボ(台座、ねじ穴)が必要となるほか、ボトル台座 の数にも注意したい。もう一方は機材に走り以外の2次的な機能を要求することはない。


FRフリーライド
海外から国内まで、幅広い定義が与えられている<フリーライド>は文字通り気ままに走ることがその大意に 違いない。ハード的にはダブルクラウンのフロントサスペンションがついた古さすペンションバイクに、チェーンリング は3枚というのが、一応の水準。言うなれば、レースの対極にある町乗り以上レース未満といったところ。 快適な前後サスペンションと多段変速を装備したMTBは確実に人々のハートを奪いつつある。


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