遅くなりましたが、新年おめでとうございます。
今年は生後10ヶ月から81歳まで18人集まりました。数十年ぶりに「百人一首」をしたりして。
かつての子どもたちより、礼儀正しくなったというか、おとなのやり方を身につけている気がしました。もちろん、少数派ではありますが。
公園で遊んでいると、隣の保育園の園庭の真ん中にブルーシートが敷かれています。 何か始まるのでしょうか。子どもたちと柵にしがみつくようにして見ていたら、 「いまから、獅子舞を見るのよ。入っていらっしゃい」と先生に声をかけていただきました。 こんな機会はめったにありません。私は大喜び。子どもたちは「ししまいって?」と、困り顔。 「いいから、行こう行こう」と、部屋であそんでいる子にも連絡して、4、5歳児全員でお邪魔してしまいました。 いったい何年ぶりでしょう。まさに、初めてのお正月気分。怖くて泣く子もいましたけどね。 茶道なんて縁がない子ども、どうなることやらヒヤヒヤでしたが、「だいじょうぶですよ」と言って下さったので、お邪魔することにしました。 後ろから「靴はそろえてね」と小声で言いました。あら、ちゃんとそろえて上がっていきます。 びっくりです。 だって、「靴はそろえて」といつも口うるさく言い続けてきた私ですが、やりません。 やれないと思っていました。 ここ数年は、ぐちゃぐちゃでいやなのは私なんだから、私がそろえましょうと決めて、そろえてきました。一年に2、3人の子はやがて、いっしょにそろえるようになってきましたが、あとの大半はやりません。 羊の絵が入っているかわいい懐紙に、最中が配られました。 「ありがとうございます」と挨拶します。お抹茶が配られます。挨拶をしていただきます。 「このかみもらっていっていいですか? ここに、ししまいもみたよってかいて、おかあさんにおてがみにしよう」なんて、気の利いたことを言ってくれます。 「あれはなんですか?」と柄杓を指さしたり、質問も次々と。
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