先週は、頭と口の使いすぎで、キリキリクルクルカサカサでした。
 連休の月・火(7、8日)は奈良の五條市にうかがいました。和歌山との境で高野山に近いところでした。山々に囲まれ、川が流れ、瓦屋根の家と古い町並み、とってもいい落ち着くところでした。ちょっと遠かったです。とんぼ返りは残念!
 火曜はりんごの木です。20日の運動会に向けて4,5歳児のミーティングは見逃せません。
 水曜日は親たちのお話し会。そのあとご相談。
 木曜日は運動会種目決定を楽しんでから、親子クラスの方々とお話し。
 その夜は三島に移動。
 金曜日は御殿場市の保育士研修会。ここも、三島から一時間ほど車で行った自然の中。一年に一回保育園を休日にして勉強する日だそうです。いい試みですよね。
 そして、横浜に戻って菊池省三さんと対談。雑誌掲載用の取材です。夏のセミナーに講師をしていただいた方で、小学校の現場から教育改革を目指す熱い気持ちの方で、二時間半すごい勢いで話し続けました。
 土曜日はりんごの木の「来年度募集説明会」をさせてもらいました。
 ね! ほんとに移動とおしゃべりでしょう? 
 だいたいこんな日々を過ごしているのですが、行く場所によって聞いて下さる対象が違うので、(まあ、同じような話をしていますけど)前日は考えながら寝るために頭がクルクル。合間に夢まで見るから忙しい。
「私って偉いでしょう」と、周りの人に自慢して自分を慰めていましたが、「休もう!」と思いました。決心に近いです。
 身体が元気だから、ついついやり続けられる気がしているけど、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまうのはよくない。こういうふうに頭のテンションが上がっているときは、さらに考えごとをしてしまうのです。ぶつ切れで考えごとが続くのは、空回りになります。それで、この週末は休みにしました。とはいっても、メールチェックや返信、原稿書きがあるんですけど、二日休みと思うとやることがゆっくりします。
 ゆっくり洗濯、思いついて靴を片づける、思いついて着れなくなった服を整理する、思いついて戸棚を開ける。思いつきであれこれやれるゆとりはいい。片付くわけではないけど、思いつきで手を移せるのは、時間があるからね。ちょっと、うれしいです。
 実は、ここまでを休み一日目に書きました。さて、一夜明けてみたら家の中がゴミ箱状態であることに気がついてしまったのです。
 洗濯ものをたたみながら、「これ、夏ものだわ! そろそろ冬ものをださなくちゃ」と戸棚を開けたら、そこにはいらないものが押し込まれていました。あらあら、と手を動かしながら机の上を見ると、ご飯を食べるスペース以外は、本や書類やら返信すべき手紙やらに混じってミカンや食べものまで。椅子の上には読みたい本が積まれ、隣の部屋の本来仕事をしようと思っている机の上にも本が山積み。だいたい読み切れないほどの本を買ったり、もらったりするからいけない。納戸のように使っている部屋に行くと、これまた最悪。
 どこもいじりはじめてしまったら、また始まりそうな気持ちと頭のごちゃごちゃ。せっかく休むはずだったのに、休めば休むで日頃のたまったものが見えてきてしまうのです。そこで、パソコンを開いてメールの返信をしたり、こうやってつれづれ書いたりすると、なんかホッとしたりする、これってなんか依存症? 
 つまり、私って、休んでも休まなくても動いている習性なのかもしれません。
 つまり、マグロ?
 そうならば泳ぐスピードを調整しながら休むのがいい。勢いがよくて疲れたらのんびり泳ぐ。そうです。今日は押し入れも納戸も机の上も見ないようにして、まあるく掃除をする程度にいたしましょう。
 なんか、どうでもいい話でごめんなさいね。
 あなたはどんな習性ですか?(10月15日 記)


 

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