ぬぬ

 おもしろい記事を見つけました。
5月27日毎日新聞の「論点」に獣医学博士・大槻公一さんが書いています。
「人に病気をもたらすウイルスの祖先のほとんどは、動物の病原体。今回の新型コロナウィルスも、もとはコウモリのウイルス。コウモリが積極的に人に感染させたわけではなく、人がウイルスを<誘い出した>のだ。今は世界中つながり、ウイルスは瞬時に広がる。
 一方、ウイルスは生きた細胞の中でしか増えず、ウイルスにとって感染した動物や人を殺すことは「自殺行為」になる。ウイルスは感染を続ける間に次第に病原性を弱め、動物や人もウイルス感染に抵抗力を持つ遺伝子を持つものが生き残り、ついには共生関係が成立する」(記事一部抜粋)
 この先、新コロナは徐々に治まり、またいつか新しいウイルスに脅かされるのかしらね。ウイルスも人間も命がけで生き延びていくんですね。

 さあ、終息していないけど、いよいよ毎日の保育が始まります。日常が変わるのですから、心も体も徐々に慣らしながらいきましょうね。気持ちが案外難しそうですけどね。
 私の生活も自粛が始まった頃は、睡眠時間も十分になり、あちこち煩雑なのが目につき、多少片づけていたりしていたのですが、いまや案外忙しい。状況が刻々と変わるので、保育をどうするかと一週間ごとに判断しなければいけません。さらにパソコンでの発信や、やりとり、情報収集がどんどん多くなり、一日中同じ体制で過ごしていたりします。おかしいなぁ……あくせく暮らしすぎていたと反省し、自分を取り戻すいい機会になると思ったのに……結局、マグロ体質(生きている間中動いている)は変わらないのでしょうか? みなさんも、そんな感じ?

 

 これからの保育。
 コロナから逃れるためには離れろ、離れろと言いますが、子どもはくっつきたい、くっついてあそびたいと思います。乳幼児は身体の接触がコミュニケーションには欠かせません。あそびが盛り上がるには群れや接触が不可欠です。私はこんなふうに思いを納めました。

 行政からの注意事項を目にします。以前より緩やかさを感じます。
 ①まめに手洗い・うがい
 ②咳エチケットの徹底
 ③こまめに換気
 ④身体的距離の確保
 ⑤「三密の回避(密集。密接、密閉)」
 ⑥毎朝の体温測定、健康チェック。発熱又は風邪の症状がある場合は無理せず自宅で療養。(横浜市子ども青少年局保育・教育運営課からの通達です)
 以上の事項に詳細注意が書かれています。保育がいかに三密が難しいかという配慮もされ、「可能な範囲」でとされています。
 
 日本医師会の意見も目にします。
 ①小児の感染は少ない、ほとんどは家庭内感染である
 ②現時点では学校や保育所におけるクラスターはない
 ③小児が感染した場合、死亡例は少ない
 ④ほとんどの小児感染した症例では、経過観察または対症方で十分
 ⑤学校や保育施設の閉鎖は、流行阻止効果には乏しい
 ⑥学校閉鎖は子どもの心身を脅かしている

 その他にもいくつか目にしました。そして、決めました。
「あそびなくして子どもなし、子どもたちなくして保育なし!」
 子どもたちを思いっきりあそばせよう。朝の健康チェックは家でやってもらうことにして、うがい手洗い換気は問題なし! 群れが大きくなったときや室内で密集したときは、保育者の工夫で乗り切れる! 食事の仕方も工夫次第。子どもにとってはあそぶことは生きること。ご飯のように毎日食べ続けても飽きるどころか、大事な心身を作る素。気配りはするけど、心配につぶされないで子どもたちの生きるパワーを発揮させましょう。
 お家でゆっくりもいいけど、園での生活もやっぱりうれしい!「あーたのしかった!」そんな気持ちになってもらうべく、いよいよほんとの新学期開始です!

 

 どうでもいい話をつけ加えさせてください。
 初めてオンライン対談をしました。対談相手は、かつて二年くらいりんごの木で保育をし、今はあそび歌などで活躍している鈴木翼くんとでした。
 元々知り合いだから遠慮はいらないので、どんどんリラックス状態。聞いている人は画面に見えないので、二人でおしゃべりしているとしか思えず、楽しんでしまいました。
 オンラインのいいとこはーーー

 目の前の画面でその人と話しているので、近くに感じる。
 遠方でも自宅に居ながらにして便利。
 上半身しかカメラに写らないから、下半身はなんでもいい。パジャマだってばれないでしょう。あぐらかいたり正座したり、横座りしたり、お茶飲んだり、飴なめたり、かなり自由。
 反面ちょっと不自由だったのは、ずーっと一時間以上も視線を合わせたまま、相手の顔しか見ない。直に会っていれば、周囲を眺めたり、そっぽを向いたりできるけど、ほら、ブロイラーのニワトリみたいに囲われて、脇見禁止な感じ。
 あと、他に聞いている人がいることをうっかり忘れてしまう
 終わったとき目がすごく疲れた。
 ほかにも、この方式の依頼があります。どうしようかなぁ?(5月31日 記)

 

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