qq
wrs

 寒い日が続きます 。
 朝起きたときにストーブをつけると、寒暖計は平均3度。冷えているときは1度だったりします。木造の一軒家のせいでしょうか。
 寝ていて凍ってしまったらどうしよう、と心配しています。

 

  先週の日曜日は、お父さんたちの「お話し会」がありました。
「お話し会」とは、子どものこと、自分のこと、社会のこと、そのとき気になっていることなどをおしゃべりします。お母さんたちとは月に一回していますが、お父さんたちとの機会はもってきませんでした。
 昨年、ひとりのお父さんが言い出しっぺになってくれて、初めてやりました。が、なかなか面白いし、お父さん同士も仲がよくなって好評なので、今年も企画してくれました。
 この日、38人の参加でした。お父さん全員で100人程度なので、かなりの参加率です。率先してきた人もあれば、妻に押されてきた人もいたでしょうけれどね。
 受付から、司会進行、すべてお父さんたちが運んでくれました。通常は女の多い職場ですし、お母さんたちと顔合わせることの方が多い女だらけの場ですから、なんとも異空間でしたが、新鮮でうれしかったです。
 妻たちは、男ばかりで話が弾むだろうかと心配していたようですが、まあ、しゃべる、しゃべる。考えてみたら、仕事上の人間関係だってこなしているのですから、妻たちよりは初対面に慣れているのかもしれません。賑やかに盛り上がり、午後1時から5時まで。それからは、飲食しながら。
 お開きは、なんと、8時半でした。
 お父さんたちも、なかなか子育てに熱心な方が多いです。もちろん、あまり関心がないという人もいますが。

 

 雑談のなかでの質問をうけながら、母親同様に「こんな子に育ってほしい」という願いが強すぎる気がしました。「泣いていたら、ぐずっていたら、どうしてあげればいいのか」「大きくなって困らないような性格に育てたい」などと、責任を感じすぎているように思います。
 幼児はまだまだ発達途上にありますし、子ども自身がいろいろ体験しながら、自ら育っていくのです。子どもは泣いたり、ぐずったりという表現をします。それが子どもです。先を心配して口うるさく言っても、その通りになることはないでしょう。親の思い通りにいかないのが子どもです。
 親の気持ちは伝えてもいいけれど、コントロールはできないのです。ですから、あきらめて見守っていくのがポイントかも知れません。
 毎日長時間つき合っている母親は、「しょうがない」とあきらめやすいのですが、短時間しかつき合えない父親はたまに目にする子どもの様子にあせりがちです。
 父親同士が交流することで、共感できることがたくさんあるでしょう。職場以外の同じような年齢の子どもを抱えている父同士の関係は、案外子育てを楽しめるヒントがみつかるかもしれません。
 分かり合える人が隣にいることは、父親も母親も、そして、子どもも楽になる大事なことだと思います。
 お父さんたち、趣味の話が盛り上がって「ゴルフクラブ」ができたようです 。
 父たちだけ、どこかでテントを張る予定もあるようです。父親も自らを楽しみながら、子育てしてくれるといいですね。(1月29日 記)

 

  ●2012年度のバックナンバーはこちらをクリックしてください。