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先週はおとなと話す機会が多く、子どもと接する時間が少なかったです。園長先生たちから「担任をしているときは楽しかった」という事を聞きますが、子どもの仕事をしているものにとっては、やはり、子どもとの時間は最高です。 私も不足がちで、不満になることがあります。
木曜日、いい天気でした。畑(空き地)で5歳児が過ごしていたので訪れました。 大きな木と木の間に上下に二本のロープが結わかれています。5、6人の子どもが上のロープを手で握り、下のロープに足をのせてゆらゆらしていました子どもによっては、そこで前回りをしていたり、上のロープに体をのせてぶらぶらしたりしています。何気ないことですが、勇気と技がいるようです。体でバランスをとるのがむずかしいのでしょう。近くでじーっと見ていては、チャレンジするけどうまくいかず、またじーっと見て、と繰り返している子がいます。
緑のさやを開けてみると空豆でした。 お恥ずかしながら、私は空豆がなっているのを見たことがありませんでした。うれしくなって見ると、あら、あら、たくさんなっています。近くにいた子どもたちと収穫しました。 「これはだめだ、くものすだらけだから」ですって。 ふわふわの様子を蜘蛛の巣に例えたのですね。 さやから豆を出す作業は楽しいです。50個くらいになりました。 卓上コンロで湯を沸かして、茹でました。 それぞれが、やりたいことを見つけ、もくもくとあそぶ。 そこには気心の知れた仲間がいる。 もちろん、物の取り合いもあるし、けんかもあります。でも、ゆとりのある空間と空気なのです。 この場所は地主さんと、周辺の方々のご理解と好意によって使わせていただいています。スタッフだけでなく、卒業生とその親が使い勝手を整えてくれています。 子どもが子どもらしく育つためには、自然は不可欠と思っています。 そして、見守ってくれるおとなたちも不可欠なのです。(6月11日 記))
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