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夏休みも終わりに近づいてきました。地域によっては、すでに二学期が始まったところもあるでしょう。 年々参加人数が多くなり、今年は小学校一年生から29歳まで145人となりました。毎食ご飯は薪で大きなお釜で炊くのですから大変。卒業生のお母さんたちにも、お手伝いいただいています。(写真をご覧ください。ここをクリック) 薪割りはたくましい卒業生の子どもたちがやってくれます。 寝る場所は、季節のいい頃の山小屋状態のごろ寝です。 子どもたちがいちばん覚えていたのは「つるつるがけ」でした。 歩いて15分くらいのところに崖がありました。大きな道路に面していましたが、造成中で土のままでした。そこを登るのが大好きだったといいます。(やがて、コンクリートで固められてしまいました)当時5歳のゆかちゃんが「かえりたい」と言ったら、「じゃあ、帰りなさい」と私が言ってひとりで心細く帰ったと言います。 私は覚えていなかったのですが、確かに今のように「不審者」を恐れることはありませんでしたから、そんなこともやってしまったのでしょう。 少人数だったこともあって、年中出かけていました。お弁当持をもって一日中プールで過ごしたり寒い海に出かけてラーメン食べたりしたことを覚えていました。 ザリガニ釣りに行ったこと、グループの名前を決めたこと、ミュージックバンドを作ったこと、日常のことを鮮明に覚えている子もいました。私にとっても楽しい思い出話のひとときでした。
高校生の子どもを見送るとき「元気でね!」と背中をたたいたら、向きを変えて「あいこさんこそ元気でね」と言われてしまいました。そうです。もう、そんなことになっているのです。 子どもたちは若くてピチピチ。私はシワシワに……。なんだか、うれしいような、寂しいような、妙な心境です。
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