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先日、石川憲彦さんの講座に行きました。 石川さんは児童精神科・小児科医で「林試の森クリニック」の院長です。 私はこの方の考え方が、納得できるし、尊敬している方です。 ここで内容を披露するつもりはありません。私のいい加減な理解で申し上げては失礼になります。関心のある方は、お調べください。 ところが「真の休養」がどうすればとれるのかが、わかっていそうでわかっていないので残っているのだと思います。 例えば、休養をとりたいとイタリアの海に行った。砂浜にじっとしていることができず、「せっかく来たんだから、泳がなくちゃ」「せっかく来たんだからイタリア料理を食べに行かなくちゃ」などと、動き回るのは休養にはならない。海辺に寝そべって、暑くなったら海につかり、またごろんと寝そべって・・・というのが休養。つまり、自分を空(くう)にするということだそうです。
それで、元気ならいいじゃないとも思いますが、いや、流されながらの元気なふりになっているような気もします。 でも、出かけて気分転換にはなっても、休養にはなっていない。イタリアの例のようにね。 案外遊ぶってエネルギーがいりますよね。
だいたい、仕事をしながら休養というのがむずかしい? 子育てをしながらだったら、もっとでしょう? 案外、ゆったりした、心が休まる時間にはならないのです。 でも、一週間暇だと、暇の中に自分の心地よいペースをみつけられるような気がします。
お終いにしようと思ったとたんひらめきました。 そういえば、子どもも、だらだらとテレビやビデオを見てたりしません? 同じ本を眺めている子もいますよね。あれ、たぶん、休養とっているのです。 来週は、地方におりますのでお休みします。(9月30日 記)
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