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関東はこのところ春、いえ夏のような陽気でしたが、風が吹き荒れて黄砂やら花粉やらもろもろが飛び交い、しばし影を潜めていた花粉症が復活。目は痒いし、くしゃみはでるしで、ぼろぼろです。 狭い日本といえども北と南ではまったく違う気候で、天気も大荒れといったところですね。 この二週間、講演で滋賀(雪でした)や水戸(偕楽園の梅はまだのようでした)に行き、取材も多く、卒業生の結婚式にも参列し(若いカップルの幸せそうな笑顔はうれしかったです)と、大忙しでした。
4、5歳児で「コンサート」をやっていました。 一つのグループは、女の子たちが作詞作曲した歌に振りをつけてダンスをしていました。 もうひとつのグループは、作詞作曲した歌を、空き箱を使ったドラムのような楽器で演奏していました。 子どものつくる歌は、おとなの曲のように整ってはいません。シンプルで短く、しゃべり歌のようなものに近いです。おとなの曲も続けてうたうので、どうしてこうも違うのだろうと思うほど曲に差があります。でも子どもたちは至ってへっちゃらで、自分たちの歌とできあいの(おとなの作った)歌を同じように張り切ってうたいます。 ダンスをしながらうたっている途中で恥ずかしくて続けられなくなるというのです。そこで、裏に引っ込んでしょんぼりしていたのです。 これまた、子どもたちは表情からその子の気持ちを察する能力が抜群です。ちまたで言う「空気を読む」というのとは違います。仲良しの人の表情は、承知しているのです。 そういえば、お母さんの気持ちは、おおよそ把握しているのが子どもです。 「まえははずかしかったけど、いまはうれしい」というみちかは、ほんとにこの頃、率先してダンスをしたり、うたったりしています。昔も今も恥ずかしいから絶対にやらないという子も3、4人いました。でも、気持ちは変わるということが認識されたようです。
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